非常におもしろい。会議などでパソコンを持って行かなくても、メモ書きをそのまま画像&テキストデータにできてすばらしい。ぼくの汚い手書き文字でもかなりの部分まで読み取れる。十分に実用になるレベル。
だが、ソフトまわりはひどい。特に、中心となる airpenNOTE は、なんと付属してくるのが試用版。30日以内に、(文字認識については)五千円ほどのライセンスを別途購入しなくてはならない! 文字認識が使えなければ、手書きのメモを画像保存できるだけなのでありがたみは全然ない。買った製品の核となる部分をわざと毀損して不完全な商品に仕立ててあるというのは、あまりに購入者をなめすぎ。
また、airpenNOTEでは日本語文字だけの認識となる。図や多言語の読み取りだと、別売の InkMagic が必要になるが、これと airpenNOTE の連携はわけがわからないもいいところ。両者の共存がまったく考えられていない。InkMagicを使うにはairpenマネージャというソフトが必須だそうだが、その airpenマネージャはこの2.0版には対応していないので、どうしろと言うの? 画像をファイル保存して、改めてInkMagicで読み込まなくてはならないようだが、ややこしすぎ。
これは専用サイトを見てもさっぱりわからない。なぜかジャストシステムのストアに行くと、やっとまともな新旧バージョンの対照表に出会える。
製品としては非常に高い可能性を持っているとは思うが、かなりのお金を出して買ったのに実はそれだけでは長期的に使えない不完全な商品だというのは消費者としてとても頭にくるし、このソフト周りの整理をきちんとつけない限り、一般の人にはとても勧められない。この新バージョンが出てまだ一ヶ月ほどなので、ここらへんの問題はいずれ整理されてまともになると信じたいところ。そうでないとあまりにもったいない。