とうとう三人組での「べしゃり暮らし」の最初で最後の舞台、
(前巻までの流れからネタバレではないでしょう)
結構ジンと来ちゃいました。
前巻までの流れからあのコンビのエピソードも。
…古くは「二丁目のドンキホーテ」から、最近では窪之内英策さんの「ピカもん」と、お笑い芸人を扱った作品は幾つか読んできているけど、正直この作品がダントツで面白い。
勝手な推察だが、過去の作品は「お笑い」を描く事で、作品内で描かれる「ネタ」も面白くなければならない的な思い込みが有り、基本「夢を掴め」的な青春ドラマをやろうとして、結果どちらにも(「青春モノ」としても「ギャグマンガ」としても)どっちつかずの形で終わってしまったしまったような気がする。
この作品はあくまで「お笑い」という1ジャンルを舞台にした、完全な「人間ドラマ」「青春ドラマ」として描かれており、その舞台を作者さんご本人が徹底的に取材しているからこそ(森田さん御本人がNSCに入学してしまうぐらい!)リアリティを持って心に迫ってくるのだろう。
(勿論作者さんの画力・表現力が卓越しているからこそも有るだろうが)
一遍のブレも無くここまで進み、今後も一遍のブレも無くラストまで突き進んでくれるだろう。
魅力的な脇キャラクターも含め、「べしゃり暮らし」の二人の今後の成長を一緒に楽しんで行きたい。