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べけんや (河出文庫)
 
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べけんや (河出文庫) [文庫]

柳家 小満ん
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

桂文楽に“一目ぼれ”、熱に浮かされたように落語の世界へ飛び込んだ筆者が見た、名人の芸と素顔。時代はまさに落語黄金期。高座はもちろん、日々の生活に至るまで、すべてが粋でまぶしかった…。昭和四十六年八月三十一日、伝説となった文楽最後の高座、その舞台裏も明かされる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

柳家 小満ん
1942年、神奈川県生まれ。落語家。東京農工大学中退。61年に八代目桂文楽に入門。71年文楽没後、五代目柳家小さん門下へ。75年真打(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 264ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2005/9/3)
  • ISBN-10: 4309407560
  • ISBN-13: 978-4309407562
  • 発売日: 2005/9/3
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
八代目桂文楽については、安藤鶴夫さんの『落語鑑賞』を初めとして多くの評論家によって書かれているが、ほとんどは「名人文楽」に関する論評である。古今亭志ん生に関しては本人の『びんぼう自慢』『なめくじ艦隊』そして結城昌治作『志ん生一代』など、美濃部孝蔵という人物についてエピソードを交えた豊富な情報がある。しかし、人間並河益義の実体に迫るには、聞き書きによる『あばらかべっそん』など数少ない情報しかなかった。本書は生身の名人文楽をかいま見るには、まさに「ニン」と思われる愛弟子小満ん師匠によって書かれた、落語愛好家にとって貴重な書といえる。有名な最後の高座にまつわる詳細なドキュメントや、義太夫にはまった文楽本人が、さながら『寝床』の旦那のようであったという微笑ましいはなし、ハンカチ一枚の洗い方に「お前の料簡が出てますよ」と短く的確に叱る指導の姿など貴重な歴史がちりばめられている。全編を通じて、小満ん師匠の文楽への畏怖といたわりが伝わり、心を温かくさせてくれる好著。
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不思議な本 2011/9/1
By nice-t
形式:文庫
 人前でパフォーマンスを展開する落語家という職業に就く人は、多かれ少なかれ目立ちたがり屋で、自我というかエゴというか、とにかく自分の内面を表現したいという欲を持っているように思います。「自分大好き」じゃないとやっていかれない職業なのでしょう。
 ところがこの本の作者は、自分のことよりも何倍も、師匠の桂文楽が好きで好きでたまらないという印象を受けました。
 落語業界にはこういう噺家さんもいるんですね。
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形式:文庫
平凡社版「わが師桂文楽」が元本ですが写真が一部追加などあり文庫版編集もとても丁寧です。落語本は沢山出版されていますがその中でもベスト3に入る名著です。小満ん師匠の品が良く艶があり奥深い高座そのままに文章もとても素晴らしく思わず声に出して読んでしまいます。「夢の口上」なくだりは涙無くして読めませんでした。私たちの世代、文楽師匠には間に合いませんでしたが小満ん師匠と同時代を生きられる喜びを噛み締めたいです。落語好きな方はもちろん、そうでない方にもお勧めしたい名著です。
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