既に他のレビュアーさんが書かれているように、本書の最大にして、唯一のウリは、タイトルを「変な」とせずに、「へんな」と表記してあるという点と、レトロ教科書チックな装丁にあるのではないかと思う。即ち、本書は「中身を読む」という、一般的な書籍の用途ではなく、「インテリアとして飾る」という用途にのみ、相応しいと感ぜずにはいられない。
また、個人的な雑感として、肝心の中身について言及すると、各ページに必ず「オチ的な部分」が用意されており、「ここが笑いどころ」と言わんばかりに太字になっている点が、昨今目立つテレビのバラエティ番組のテロップのようでもあり、主観100%で言えば、「笑いどころくらい自分で決めさせてくれ」と言った感は否めない。私見としては、装丁だけでなく、中身についても教科書的スタンスにしてくれれば、“大人の娯楽本”的な要素が固まったのではないか?と思う。
とはいえ、未知なる古代生物の紹介はそれなりに紹介されているのも事実であり、また、「個人ブログを書籍化したような代物」として捉えるのであれば、さらには、「単なるインテリア」として割り切って買うのであれば、お奨めできる書籍と言えるだろう。