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へうげもの 8服 (モーニングKC)
 
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へうげもの 8服 (モーニングKC) (コミック)

山田 芳裕 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

愛弟子・山上宗二の恨み晴らさでおくべきか
秀吉への復讐、そしてわび数奇革命成就に燃える利休
美濃の糞ガキ原案・新作染付茶碗で数奇の天下を奪れ
伊達政宗上洛に乗じ、白昼堂々、一大パフォーマンスに挑む織部
1591年・利休自刃のXデー前夜、男たちの「下剋上」は終わらない


出版社からのコメント

師・利休が人生最大の危機に瀕する中、
高弟である織部は独眼竜政宗をオモチャにのるかそるかの大冒険
「死に茶」パフォーマンスは今巻の一大ページェント
作者自らギャグ漫画と称する『へうげもの』で、
大いに笑っていただけたら本望です

登録情報

  • コミック
  • 出版社: 講談社 (2009/2/23)
  • ISBN-10: 4063727742
  • ISBN-13: 978-4063727746
  • 発売日: 2009/2/23
  • 商品の寸法: 18.2 x 13 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 刻々と近づく利休の死、脈々と継がれる明智の遺産―, 2009/2/25
大人気の茶人大名マンガの最新刊


利休の切腹に向けて着々と話が進むなかで

これまで綿密に張り巡らされた伏線が

利休切腹に向け、収束しつつあります。


とりわけ、明智光秀の時世の句(←実は芭蕉の俳句)が

決定的な意味合いを持つシーンでは、

筆者の構想力に驚かされるばかり。


また、家康が光秀を語るシーンでは

しつこいほどに光秀からもらった足袋の模様が登場。

今後、物語が進む中で

このテーマがどう展開するのか

あいかわらず目が離せません。



さらに今巻では

異彩を放つ新キャラが登場!!

秀吉後の時代を大きく動かした彼らが、

織部らとのかかわりの中で、どう動くのかも要注目です



もちろん、

このマンガではおなじみの

史実を巧みにアレンジした大ボラ話は

今回も健在☆☆


読み返すたびに新たな発見のある―

言うことなしの1冊です☆



ただ、スピード感が少し減じているように感じました。

これは、ものすごくうがった見方をすれば

連載での利休切腹を

実際の切腹の日(2月28日)に近づけるため

―とも思えるのですが

これは、気のせいかもしれません☆
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 重い、しかし笑える, 2009/3/19
へうげもの8服は豊臣家転覆を図る千利休を軸に展開していく。
計画を進めながらも悩み、怨み、絶望し、そして尽きぬ反骨心に身を焦がす利休。
朝鮮からの使節に激怒し出兵準備を進めながら、一方で利休とは溝を深める孤独の秀吉。
己が野心のためにこの機を利用せんと、言葉巧みに秀長を横死させる黒田孝高(後の如水)。
大徳寺三門での検分を経て利休失脚を秀吉に促す三成。
来るべき利休切腹と朝鮮出兵を前に鬱々とした内容が加速する。

特に第84席の家康と利休の茶会は見事。
家康から明智光秀の辞世の句を聞き、ショックで光秀の白に覆われる黒基調の利休。
光秀の無念が利休に届いた瞬間をみごとに視覚化したコマは必見。
それを機に利休は己が行状と限界を悟り、暗殺計画を取りやめ楢柴を割って自らの刑死へと進む。
一方家康も利休から大いに影響を受けたようだが、それは次の9服で。

われらが主人公の織部と数寄のニューエイジたちは合間合間にギャグ爆弾を炸裂させる。
織部&右近プロデュースの京都伊達祭りでは政宗と十字架が合体、その姿にメロメロになる女。
それと前後して政宗・氏郷コンビは本気のドツキ漫才を披露、後の喧嘩四つを編み出す。
江戸と肥前名護屋の城作りでは家康の人妻開墾と清正のボクシング築城講座。
(文字で見てもさっぱりわからないと思うので、是非マンガで見て欲しい)
各々が見せる顔芸も相変わらず卑怯なまでに冴えている。
これらのお陰で重苦しい展開も楽しめるというものだ。

織部は染付け茶碗に数寄の活路を見出すも、未だ己の姿を見出せず利休の言葉に戸惑う。
しかしいつの間にか名声や人望を得てたり、大物になる予感はしてきた。
瀬戸屋のポップな看板と橋立の茶壷や高麗茶碗「引木鞘(狂言袴)」といった名物も作品を彩る。
史実と創作が入り乱れる中で、旧世代の残照と新時代の胎動を感じる巻でした。
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13 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 伊達祭りはダテじゃない, 2009/2/23
By スザリーナ・ジョリー (東海地方) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
カバー表紙が銀色である。
数奇とは真逆の色。なぜここにきてこのような色を表紙に選んだのか。

秀吉が好む色は金色。
千利休は黒色。

そのどちらでもない、光り輝く色がシルバーである。

さらに気難しい顔をした秀吉と、能天気な変顔の古田織部。


これが、今巻の内容を表している。
黒=わびさびの時代は一度終わり
金=秀吉の次=銀(金の次は銀)の時代がやってくる。

つまりは、時代の移り変わりが始まるという事だろうか。
この作者のやることには全て意味があるような気がして
ついつい深読みしてしまう。

千利休は己の業の深さで自分を見失い
結局は、形を変えた秀吉と同じ人間になってしまった。

それゆえ、弟子を切り離す。

若い力が動きだす。
家康の欲情→性交 もまた若き力の象徴か?

伊達祭りというか伊達ショーが
暗くなりっぱなしの今巻の中で輝いているシーンだが
それが、わびさびの時代が一時の終焉を迎える幕開けのようだ。

秀吉の没落とともに織部がどう生きざまを見せてくれるのか次巻が待ち遠しい。
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