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へうげもの(14) (モーニング KC)
 
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へうげもの(14) (モーニング KC) [コミック]

山田 芳裕
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

政権奪取へ多数派工作に余念のない徳川家康
濃緑茶&緑釉器を得て、数奇の天下へひた走る古田織部
長い道のり踏み越えて、いよいよ関ヶ原開戦前夜
戦国史上最大のトピックを山田芳裕史観で描きます
いまだかつてない濃緑色が目印にて候

出版社からのコメント

判官贔屓の日本人、勝者家康を老獪なタヌキと嫌い、三成を支持する向きも多いワケですが、山田芳裕『へうげもの』、あえて家康贔屓です
勝負は時の運なれど、戦術はあっても戦略に欠ける三成に比べ、家康は勝利を盤石とするために、コツコツと石橋を叩いて渡った
政治的な人間は決して好みではないにせよ、やはり勝者のスゴさを描かざるを得ない
作者はかように考えております
主人公・古田織部と付かず離れず、やがて自刃に追い込む最大の敵
徳川家康にご注目くだされ

登録情報

  • コミック: 224ページ
  • 出版社: 講談社 (2012/1/23)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4063870758
  • ISBN-13: 978-4063870756
  • 発売日: 2012/1/23
  • 商品の寸法: 18 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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By 大佐
どっぷり腹黒狸に染まった家康が鳥居元忠の前で流す涙。「この涙が真であって欲しい」完全にイヤなオッサンだけど憎み切れない。

幽斎の言葉には数奇を知り尽くした漢の重みがあった。

そして我等が古織の花が開くのもあと少し。期待と寂しさを抱えつつ、いよいよ関ヶ原へ!!
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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
鬼佐竹 2012/1/24
いよいよ関が原への突入となる前章が今回です。
石田は徳川より優れていたのは何なのか?劣っていたのは何なのか?
そして関が原の意味とは?
型どおりの解釈ではない作者の登場する人物達の解析は今回も面白い。
生きるためと、自分が望む世のためにそれぞれが進む道を模索しているのも面白い。
苦渋の選択の末に選んだ先は、皆が夢見た世界だったのだろうか。
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15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「確かにこの圧倒的な力は信長公や殿下に匹敵す……されど何か……何かが先の二人とは異なる……」
↑の台詞は織部による家康評。

直江状に書かれたがごとき世にするくらいならと家康に与する織部。とはいえ徳川が仕切る世の数寄の一切を任すと約束されても、彼には拭い切れない不安がある模様。
まぁねぇ、石田三成は数寄を解さない無粋者だけど、その無粋さを(欠点と自覚しつつ)取り繕わない正直さがある一方で、家康は表向き数寄に理解を示し諸将に度量の広さも示しながら、本心では数寄など不要、自分に味方する諸将も新しい世には不要、できれば今度の戦で滅んでほしいなどと考えるくらいだし。

「へうげもの」でこれまで描かれた傑物たちは信長にしろ秀吉にしろ、また利休にしろ、内側に清濁や明暗といった矛盾する要素を抱えた、その意味では単純に善人/悪人の基準で割り切れない人たちだったけれど、泰平の世を目指す徳川家康は、明智光秀の忠言を受けるまでは本来むしろストレートに「正義の人」だったはず。彼が手段としての腹黒さを身に着けたのはひとえに努力の賜物なんでしょう。その甲斐あってか今やその腹黒さは、立派に「第二の本性」とも呼べるレベルになっています。
「この涙が……真の涙であってくれ……人たらしがための腹黒きものではなく」
と家康自身、表層の演技と深層の本心の区別がつきかねるほどに。

関が原を目前に世の情勢にうっすらと暗さの増す14服ですが、それはどうやら数寄の世においても同じようです。暗くならずに字義通りの「茶」色から鮮やかな緑に変わるのはお茶くらい。
やっぱり緑にこだわってんだな…。
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