内容紹介
2001年にフランスでリリースされた海外盤1stアルバム。
ル・モンド紙、テレラマ誌など、多くのマスコミから賞賛された記念碑的作品が日本deでぉ~る!
国内盤未発表曲を含む初々しい全14曲。
真の意味で独創的で前衛的なフランス在住のカタロニア人音楽家、パスカル・コムラードの名前を頂戴し、彼の曲を演奏することから始まったパスカルズは、当のパスカルさんにいたく気に入られ、その尽力あって、フランスでアルバム「ふらんすdeでぉ~る」が発売されることになった。変人で気むずかし屋として知られるパスカルさんが、ほかのアーティストのアルバム発売のためにせっせと動き回るとは、極めて異例のことだ。
もちろんパスカルさんは、パスカルズが自分の熱心な信奏者たちだからと動き回ったわけではない。パスカルズがただただパスカル・コムラードの音楽を追究するだけのバンドだったとしたら、彼は決して重い腰を上げはしなかっただろう。確かにパスカルズのスタートはパスカルの音楽へのオマージュだったかもしれないが、彼らはそこから出発して、柔軟に大胆に自分たちの世界を作り上げていっている。
そうしたパスカルズの音楽に、パスカルさんは自分の音楽と共通する独創性と前衛性を見つけ出したからこそ、彼は何とかこの音楽をより多くの人たちに聞かせたいと、恐らくは一生で一度の異例の行動に出たのだ。パスカル・コムラードから始まったパスカルズが、どれだけ彼らから遠く離れて独自の道を進んでいったのか、その答えは「ふらんすdeでぉ~る」で美しく響きわたっている。
音楽評論家 中川五郎
アーティストについて
1995年1月結成。ロケット・マツ率いる14人編成のアコースティックオーケストラ的なグループとして、独自なサウンドを築く。
オモチャの楽器やピアニカ、バイオリン等を使ったサウンドは軽妙な中にエスプリやユーモアを配し、他にはない開放感を聴く人に与える。
2001年2月、フランスの音楽家、パスカル・コムラード(パスカルズのグループ名の元となる人。現代のサティと呼ばれ、フランスの若者たちにカリスマ的人気を持つアーティスト)プレゼンツによるCD「Pascals」が DSA(Les disques du soleil)より ヨーロッパ、アメリカ、アジア各地で発売される。ル・モンド紙の“CHOC of The Month” 、テレラマ誌の“ffff”、レス・インロックプティブル誌の推薦シール(いずれも各紙の推薦盤に与えられるシール)を獲得。東洋独特のデリケートなメロディ。冒険心、遊び心などと、フランスの多くの音楽誌に絶賛される。
音楽性としては、テクニックやジャンルに頼らない表現を探し、日本という事を確認しながら、出来るだけニュートラルな自由なイメージを目指したいと思っている。
1999年 東陽一監督作品映画「ボクの、おじさん」 音楽担当。
2001年 2月 フランスの音楽家、パスカル・コムラード、プレゼンツによるCD「Pascals」が DSA(Les disques du soleil)よりフランスで発売される。多数の音楽誌で賞賛される。
2006年 5月 山下 敦弘監督作品、映画「松ケ根乱射事件」 音楽担当。
2008年 4月 ケラリーノ・サンドロヴィッチ台本・演出、原作:マクシム・ゴーリキー「どん底」 音楽担当。
東京都世田谷美術館主催の「冒険王・横尾忠則」オープニング・イヴェント“パスカルズより冒険王へ”で演奏。