他の方のレビューを拝見して思いましたが、そこまで否定されるものではないと思います。
ただ、前作の「遠まわりする雛」がとても面白かったため、それと比べてしまえばつまらないと思うかもしれません。
今回は、古典部に新たに新入生の部員、大日向が加わります。
この一冊は、ほぼ彼女の話といってもいいような感じなので、お馴染みの四人が好きな方には残念だと思います。
しかし、副部と伊原の関係が変わったり、奉太郎の千反田に対する見方が変わっていたり、面白い部分もあります。
私はどちらかというと、米澤穂信さんの本はミステリーとしてよりも青春物語として好きなので、そういった人間関係に興味がある人にとっては面白いかと思います。
それでもやはり、前作での人間関係の変化やミステリーの面白さと比べてしまえば劣るので、☆4つです。