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ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫)
 
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ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫) [文庫]

アゴタ クリストフ , Agota Kristof , 堀 茂樹
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 693 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

戦争は終わった。過酷な時代を生き延びた双子の兄弟の一人は国境を越えて向こうの国へ。一人はおばあちゃんの家がある故国に留まり、別れた兄弟のために手記を書き続ける。厳しい新体制が支配する国で、彼がなにを求め、どう生きたかを伝えるために―強烈な印象を残した『悪童日記』の待望の続篇。主人公と彼を取り巻く多彩な人物の物語を通して、愛と絶望の深さをどこまでも透明に描いて全世界の共感を呼んだ話題作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

クリストフ,アゴタ
1935年ハンガリー生まれ。1956年のハンガリー動乱の折りに西側に亡命して以来、スイスのヌーシャテル市に在住している。1986年にパリのスイユ社から世に送り出したフランス語の処女小説の『悪童日記』によって一躍脚光を浴びた

堀 茂樹
1952年生、フランス文学者、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 302ページ
  • 出版社: 早川書房 (2001/11)
  • ISBN-10: 4151200126
  • ISBN-13: 978-4151200120
  • 発売日: 2001/11
  • 商品の寸法: 15.6 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 前作、悪童日記の続編。前作では固有名詞は一切出てこなかったのだが、話は一転、(一見すると)かなり普通の小説になっていく。

 だが、前作の無駄な修飾や感性を一切排除した文体は続く。すごいことに、この話一切感情を地の文で書いてないんです。悲しいとか、嬉しいとか、誰々がどのように感じたかがまったく書いていない。それなのい、行動や言葉の端々から感情と残酷さが溢れ出てきて、ある意味とても刹那的なその感情に惹かれたりする。

 まぎれもない傑作。前作で衝撃のラストだったが、今作でのラストもさらに衝撃的。感情を押し殺した文体にこのラストはもはや神業としか言いようがない。 

 前作で双子のアイデンティティは揺らぐことはなかった。それは世界が双子の内部だけで完結していたからにほかならないから、明らかに同意の上で分離したふたり。その片割れ、リュカの生き方を是非見てください。

 続きもすぐ読まねば。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
謎が残る続編 2005/9/16
By パンタロン VINE™ メンバー
形式:文庫
 「悪童日記」の続編。前作の最後で別れた双子の「ぼくら」。その片割れであるリュカが主人公となって、話は進められる。
 今作は前作のような日記形式ではなく、普通の、いささか普通すぎるような文章構造です。しかし、文体は前作のように無駄を省いた簡潔なもの。慣れないうちは読みにくいかもしれませんが、リズムをつかむとスラスラ読めます。内容は前作よりも重層的になっていて、読み応えもあります。
 気になるのが、リュカ(LUCAS)とクラウス(CLAUS)という双子の名前。アナグラムになっています。そして、主要な登場人物が全員、何かを失っている、あるいは失うということです。続編への物語の伏線であると思います。
 そして、最後の報告書の体裁をとったエピローグ。今まで語られてきたことと明らかな矛盾点があります。
 これは続編を読まなければ分かりません。完結編に期待です。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Adam12
形式:文庫
著者の前作「悪童日記」の結末の直後から始まる正に続編。訪る人も限られた活気のない国境の町で、淡く静かな物語が綴られていきます。

戦争は終ったが結局支配者が入れ替わっただけ、さらに混乱期にあった密かな自由もここにはない。街中ひっそりと息をひそめて何事も起きないように生きるだけの毎日。
主人公リュカは、不幸な境遇の果てに命を絶とうとした若い母と幼子に偶然出会い、3人によるかりそめの家庭、そしてもうひとつの愛を求め彷徨い続けます。そして、この片田舎の静かな生活の中に更なる悲しみが次々押し寄せて来ます。
「悪童日記」で悲惨な境遇を跳ね返していたのとは真逆に歯車が周りだしたかのような印象がありました。そして、またもやあっと驚く衝撃の結末。

「悪童日記」を愛したすべての読者が同じ満足を得られるというものでもないとは思いますし、感動を安売りするような物語でもないとは思いますが、前作に続いて、感情表現を極力排した文章によって、心の奥につき刺さるようなしんしんと降る雪のような悲しみが印象的な作品だと思いました。
そして、数奇な運命の双子の物語は更に意外な展開を見せて、次作「第三の嘘」に続いていきます。
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最近のカスタマーレビュー
取り巻く人々のドラマにも思いを寄せ
前作『悪童日記』のラストでは、双子の一人であるクラウスは地雷が埋まる国境を越え、... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: クラバート
悪童日記に劣らず見事
『悪童日記』に劣らずと評判なので、かなり期待して読んだが、その期待を裏切らない見事な作品。
投稿日: 7か月前 投稿者: Yosuke Goto
悪童日記とはずいぶんテイストが違うけどいいですねぇ
子供だった「悪童日記」から思春期・青年期を
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投稿日: 9か月前 投稿者: たつなり
ひっくり返されひっくり返される
前作の「ぼくら」は無垢で冷酷な子供、モンスターだった。
どんな苛酷な出来事も彼らを傷つけない。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: chikapo
前作から、上手なシフトチェンジ。
世界的ベストセラーとなった『悪童日記』の続編。
小さな町に残った、
双子の一人を主人公に、... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: teeakira
??を浮かべながら読み進んだ
『悪童日記』を読み終わってすぐに購入した続編。お祖母さんの家に残ったリュカは、国境を越えた双子の兄弟クラウスに残すために、今もノートを書き綴っている。だが、彼の周... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: t-grandma
ハンガリー動乱もあった
... 続きを読む
投稿日: 2009/7/20 投稿者: ヒデボン
存在する証とは
最後の最後、足元がぐらりと揺れるような、そんな衝撃を味わった。
やられた、と、読み終わった後に呆然とした小説。... 続きを読む
投稿日: 2008/5/6 投稿者: ビイハヴ
気が狂いそうだ
やめられないとまらない
一作目の「悪童日記」を読了して
速攻で古本屋をハシゴして(新刊書店に在庫はなかった)... 続きを読む
投稿日: 2008/4/11 投稿者: しかばねさん
続編としては?
あの「悪童日記」の続編と思うと、どうしても☆1つ減になってしまう。
リュカの造形は生々しくて、... 続きを読む
投稿日: 2008/2/5 投稿者: 金井隆之
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