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18 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
思い出の本です,
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レビュー対象商品: ふたりのイーダ(新装版) (児童文学創作シリーズ) (単行本)
私が小学3年生の時に、父が買ってきてくれた本です。
広島の原爆が物語の背景にあり、直接的に原爆の被害が表現されているわけではありませんが、誰かを探して歩き回るイスと兄と幼い妹の出会いを通して原爆の悲劇を伝える作品です。 読み終えると温かい涙が溢れてきて、私にとってとても大切な本です。 今でも私の手元にあります。息子が大きくなったら読んでもらいたいです。
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
幻想作品と平和文学の調律,
By ディクシー "フラットライン" (北海道) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ふたりのイーダ(新装版) (児童文学創作シリーズ) (単行本)
小さい子供の頃読んだ時は、深い意味がわからず、
ただ不気味な印象しかなかった気がします。 幾分年をとり(笑)、原爆の意味を知ってから再読し、 歩いて喋る椅子という幻想世界の主題と、原爆という 科学技術の産物との取り合わせ、そして児童文学 と侮れぬ展開とオチに非常な衝撃を受けたものです。 直接的な描写はないけれど、平和へのメッセージを これほど強烈に与えてくれた本は他にありません。
14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
歩く椅子が探し続ける少女「イーダ」とは一体誰なのか? すべてが明らかになったとき,
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レビュー対象商品: ふたりのイーダ(新装版) (児童文学創作シリーズ) (単行本)
ある暑い夏の日、直樹は母に連れられ実家へと里帰りする。翌朝、探検に出かけた直樹は、林から続くお堀ばたの道で、不思議な椅子に出会う。「イナイ、イナイ。ドコニモ、イナイ。」そう呟きながら、椅子は誰かを探し続けていた…。吸い寄せられるように椅子の後を付ける直樹。たどり着いた所は、人気のない、不思議な一軒家だった。
椅子が探しているのは、ある夏の日に家を出たまま戻らない、“イーダちゃん”という少女だった。直樹の連れてきた妹をイーダと勘違いした椅子は、「イーダが帰ってきた」と喜ぶ。 しかし、荒れ果てたその家に住んでいた少女は、もっと、ずっと前に家を出たはずなのだ。ほこりだらけの壁に掛けられたカレンダーには、数字の6の文字があった。 そんな時、直樹は、ふとしたきっかけで年の離れたお姉さん“律子”と知り合いになる。相談相手が出来た直樹は、さっそく律子に、あの不思議な家のことを話した。律子が内心とても驚いたことに、直樹は気づかなかった。 直樹の案内で不思議な家を訪れる律子。そうして数字の6の意味は分かった。散らばっていた謎がひとつ又ひとつと結び付いて、やがて一本に繋がっていく…。 あの夏の日、家を出た少女“イーダ”はもう戻ってこないのではないか? このことを椅子に告げるべきなのだろうか? 直樹は迷った末、事実を告げることを選ぶ。これですべてが終わった、と直樹は思った。しかしそうではなかったのである。 直樹のもとに届いた意外な人物からの手紙。すべての謎が明らかになったとき…。戦争の悲劇を「今」に語り継ぐ、児童文学史上に残る傑作である。
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