バイロンシリーズの第二弾で三男のラブストーリー
賭けに負けて相当な借金の交換条件のために、債権者の娘に求愛し結婚するというはじまり方
だけどひと目見て彼女に心を奪われてしまい「罰ゲーム」がいつのまにか真剣な愛情に変わっていく
一方のヒロインは長身に、赤毛で、メガネ女子の25歳、絵描きながら図鑑を出版できるほど自立した女性。
少しヒストリカルらしからぬタイプのヒロインだけど、なかなか骨のある女性でジャックをとことん愛し
そして真実を知った後はとことん抵抗します。
どうしてそこまで頑ななんだろうと、思うのですが、ジャックと逢う前にもひどく傷付いた経験があって
それを彼に告白していたので、それを知っててのジャックの裏切りが愛してた分反動が大きかったんでしょうね
ジャックも「実は自分も…」なんて言えるはずもなく悩みぬきます
やはり隠し通すしかないと思うようになり、露見した後の彼の行動も混乱しながらも、彼女への愛を捨てません
正直こんなに尽くす人だとは思わなかったし、自分から離れていこうとする女性に「どうしてそこまで?」と
思うくらいとっても優しいし、通じないとわかってても心からの愛を訴え続けます
押しては引き、押しては引きの繰り返しで、二人が愛情を取り戻してく過程がもどかしい〜
だけどそこはロマンスだなぁと思います…すんなり結婚した分、結婚後の波乱が読み応えがありました。
タイトルの意味もあとでわかってくると思いますが、ヒーローの真剣さが問われるストーリーだけに
最後まで彼の優しさや甘い言葉もたっぷり堪能できると、思います
第三弾の伏線と前作のケイドとメグの様子も垣間見られて、ますますバイロンシリーズが楽しめます。
次回は長男エドワードなのですが、すでに婚約してるというところまで明かされて、非常に気になります!
あとトレイシー・アン・ウォレン全作品の翻訳家久野郁子さんの文章はとても読みやすく大好きです。
一年に一度の出版ペースですが、欲を言えばもっとペースを上げてもらいたいくらいですが、楽しみに待っていたい
と、思います。