それなりに考えさせられる漫画だとは思います。
が、少し古臭いですねこれは……。
どうして学級崩壊が起こるのか、その理由は十分に伝えることが出来ていると思うんですが、その対処方法が昔の学園ドラマと対して変わらないんです。
途中までそれなりにリアルな内容で、解決編で急にチープになったような印象を受けました。
が、一番悪いのは帯。
今発行されているものにはもう帯が無いのかも知れませんが、初版についていた帯に書かれていた文面は、うろ覚えですが以下のようなものでした。
「先生と生徒が、かわいいんです。」
……違うだろおい。どう考えてもそんな内容には見えないですよ。
確かに絵だけで言えばそうだろうさ。ななか6/17の八神 健さんですから。
でもこれ、八神さんは真面目に学級崩壊を扱おうとしてるじゃん。
帯と表紙・裏表紙を見て、単行本から入った自分にしてみれば、結構面食らいました。
やっぱ一度萌え系を書いた人は、そこを売りにしろって上から言われるんでしょうか。
ともかく、帯がこんなの=編集が萌えを売りにしようとしている以上、真面目な学園モノとしてのクオリティはいずれ下がっていくことでしょう。残念ながら。
ななかって、けっこう真面目でしたよ?
萌えとか考えずに、ひたすら真面目に書かせてあげたほうがいいと思うんですが、どうでしょうか。