装丁などは大変地味なのですが、私の本棚の中でピカイチのお勧め本です。
おじいさん達と暮らす前半部分と、兄弟達と暮らすようになる後半部分からなるのですが、前半で甘えん坊だったちえ子が後半で少しずつきょうだい達とぎくしゃくしながらも、成長していく過程が心を打ちます。
特にちえ子が小学校にあがる準備をしているときに、ばあちゃんが荷物にそっと入れておいてくれた赤いランドセルを見たとき、ちえ子はこらえきれずに涙をぽたぽた流します。この場面はなんど読み返しても私も泣いてしまいます。
もう1つ好きな場面は、最初は怖いと思っていたおにいちゃんが、悪がきからちえ子を助けてくれたとき。ちえ子と一緒にぽわーんとあたたい気持ちになります。
おじいさんとおばあさんと一緒に暮らしているときの様子は、なんともほのぼのとしていて、そういえばウチのおじいちゃんも昔はこうだったなあとか。
読後感は満足!の一言に尽きます。ぜひご一読ください!!