バビナ国の首都バイヌーに暮らす靴屋にふたごが生まれます。
兄はラウレンゾーそして弟はジャコモと名づけられます。
兄弟は遊びも学校もいつも一緒に仲良く過ごしていましたが、
二人が15歳のとき両親は病死し、仕事を探すことになります。
ラウレンゾーは金属細工師の下で修行することになります。
一方、ジャコモは泥棒の親方の下でいろいろ教わることになり、
タラムーラ城の銀のジョッキの盗難事件に巻き込まれてしまいます。
そこへラウレンゾーが慎重にまた機転を利かせて事の真相を明らかにし
ついにジャコモは解放されることになります。
一方がピンチになれば他方が助ける。
そんなふたごの兄弟の連携プレーが愉快な仕掛けを作り、
なぞなぞの騎士、盗難された小麦粉、高慢なお姫様、
恐怖の宿屋といった謎や難問を解いていきます。
物語の上巻はふたごの少年たちの兄弟愛と知恵が
大きなものをひっくり返していきます。