ジャパニメーションを語る上で、宮崎監督と庵野監督は外すことができない二大巨匠だ。
面白いのは二人とも監督デビューがNHKのアニメ番組だということ。
ある意味、NHKのアニメ枠がなければふたりは登場しなかったかもしれない…。
宮崎監督のデビュー作は「未来少年コナン」であるが、
庵野監督は「ふしぎの海のナディア」
ふたりは少なからず因縁がある。
庵野監督のアニメ製作の初参加は宮崎監督の「ナウシカ」での巨神兵のシーンであるからだ。
巨神兵をどう描いたらよいか悩んでいた宮崎監督の元へ庵野監督の原画が届き、即採用となった。
既に鑑賞済みのユーザーは承知の上だろうが、未見の方で昨今の「エヴァンゲリヲン」が面白い!と思った方は本作は必見。
最初の数話だけ観てNHKの子供向けの番組と思ったら大間違い。
エヴァの原点は本作にある。
ラストまで観るとそれがよく分かる。
本作のターニングポイントとなるのがこの巻だ。
どろどろである。
まるで昼メロのような「男女の愛憎劇」が展開する。
自爆を訴え、愛するが故に銃を向ける、子供の死体の腕が腐ってもげる…。
これがNHKの子供向けアニメか!!!すごいぞNHK!!!と関心してしまう。
この巻以降、庵野監督は休憩に入り、それまでのシリアス路線とはうってかわってラスト2話まではハチャメチャな展開となる。作画も韓国まかせで滅茶苦茶だが、それはそれで楽しい。
LDの時の画像と同じ品質なのが少々残念。
エヴァのバージョンUPを作るのもよいが、
デジタルリマスター、いやリストア版を作成してブルーレイで発売して欲しい。