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ふしぎの植物学―身近な緑の知恵と仕事 (中公新書)
 
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ふしぎの植物学―身近な緑の知恵と仕事 (中公新書) [新書]

田中 修
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

草花や樹木、野菜たちの生き方は、思いがけない知恵と工夫に満ちている。虹色を見わけるレタスの種子や、活性酸素と闘うカーネーションの花びら、病原菌やカビから身を守るサクラの葉っぱ、時刻を正確に刻んで生まれるシソのつぼみなど、暮らしで出会う植物の意外な生態を紹介する。そして「植物も汗をかくか」「動物に食べられても平気なのはなぜか」など、知っているようで知らない植物のふしぎな姿としくみに迫る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

田中 修
1947年(昭和22年)、京都に生まれる。京都大学農学部卒業。同大学院博士課程修了。スミソニアン研究所(アメリカ)博士研究員などを経て、現在、甲南大学理工学部教授。農学博士。専攻・植物生理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 206ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2003/07)
  • ISBN-10: 4121017064
  • ISBN-13: 978-4121017062
  • 発売日: 2003/07
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
 わたしたちは、植物の恩恵を受けて生きています。そう言われれば、そうだと理解しているつもりですが、普段はほとんど意識せず、衣食住にいろいろな植物を利用して暮らしています。植物が芽を出し、呼吸し、生長していく事に関して、どれほどのことを知っているでしょうか。本書は、「種子も虹を見る」「植物も汗をかく」「葉っぱの仕事」など興味あるタイトルで、ミクロの世界に入ったり、色眼鏡をかけて見たり、植物の生涯の時間をタイムマシンで観察したりして、同じ生き物としての視点で話が進んでいきます。 私たちの命を支えている植物について本当の姿を知りながら、植物の意外な信じられないような能力、生命力に感動し引き込まれていきます。「種子はタバコが大嫌い」「香りでやせる」などのコラムには、生活との接点としての植物の不思議がちりばめられており、難しい理論抜きに楽しめます。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
 著者は植物生理学の研究者。
 本書は、先に同じ中公新書として出た『つぼみたちの生涯』の続編に当たるもの。もちろん、独立して読んでも構わないが、前書から順番に取り組んだ方が、理解が深まると思う。
 植物の生理学について、基本的だけれども、きちんと知られていないことが、丁寧に解説されている。たとえば、いつ種は芽吹くのかという問題ひとつ取っても、栄養、水、光、温度、根を伸ばす方向、どうやって殻を破るかなど、無数の問題がある。それを植物はどう解決しているのか。そこのところをしっかり教えてくれるのだ。分かりやすいし、植物のすごさも存分に伝わってくる。
 そのほか、植物とストレスの関係、虫や病原菌への防衛策、季節を知る方法、生殖について取り上げられている。
 地味だが、好著だと思う。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
この著者の方は本当に植物が大好きなんだ、というのがひしひしと伝わってくる文章です。
文章自体はかなりやさしめに書かれていて中学生でも読めるくらいです。それに叙情的なので読みやすいかもしれません。

内容も難しいものではありません。中学理科や高校生物で扱った植物に関する知識や実験をもう少し身近な視点から

捉え、説明する、といった感じでしょうか。だから高校生物を習った人は学校で習った内容やテレビやインターネットなど
どこかで出会ったような内容で目新しいものはあまりありません。だから、生物未修の人やすっかり
忘れてしまった人なんかが対象なのだと思います。また、時折説明がわかりづらいところがあり、

全体的に易しく書かれているだけにギャップがあって目立ちます。

面白い内容を面白く紹介してくれているので、筆者の文章が肌に合う人、それほど生物学の知識がない人には
お薦めできる本だと思います。個人的には★3つ半、という感じです。

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