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私たち人間は、母語である言語を何の意識も無く使用している。しかし、音と意味の面白いつながりのある語(「ことば遊び」や「ナンセンス詩」等があるのもこれに一因があるのだろう)や、「お湯を沸かす」「穴を掘る」といったよく考えれば面白い表現、「天気」や「運」といった元来中立的な意味を持つはずの語が文脈に応じてはポジティブな意味を持ちえること等、立ち止まって考えてみれば非常に興味深い表現に満ち溢れていることに気づく本である。
筆者が述べているように、子どものことばの感性は、大人の「意味」を中心に考えることばと違い、形や音に敏感な、純粋なものである。
子どもがこの本を読めば、また更に面白い事例に気づくかもしれない。子どもの言語観やメタ言語能力を伸ばすと共に、身近なテーマであるだけに、大人にも非常に興味深く読める本である。
題材にぴったりなのが本書。大人が読んでも十分面白いレベルの内容を小学生が読みこなせるように分かりやすく書いてある。おすすめ。
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