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ふくろうの豊かな表情もさることながら、
四季を通して変化してゆく森の色。
若葉を茂らせる春の森、茂る葉のあいだから
ひかりの破片が落ちてくる夏の森、
葉の赤く色づく秋、厳しい冬の木立。
そのなかで生き、成長するふくろうの子たち。
森も、ふくろうも生きている、けなげに。
そのきらめく命をも撮りこんで、
この写真集の放つひかりは
読み手のこころに何かを残す。
同じように、自分の命もきらめいていることを、
はっと教えられた写真集です。
読み終えて、
目を瞑り、深呼吸をすれば
なんてすがすがしいのだろう。
冷たき清流に裸足をさし入れたよう。
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