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5つ星のうち 5.0
大江健三郎氏と筒井康隆氏の小説にショックを受けて「自分は芝居を書こう」と決めた,
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レビュー対象商品: ふかいことをおもしろく―創作の原点 (単行本)
小説家・劇作家井上ひさし氏が、自分の創作に関するこれまで語られることのなかった原点を語っている。 一読、感じるのは、井上さんのまわりに創作上の影響を与える、さまざまな人が集まっていた点である。 父親は作家志望だった。サンデー毎日の懸賞小説で一等になり、松竹大船で脚本家デビュー直前、 病に倒れる。 母親は、毎晩、寝物語に自ら捜索した話を井上少年に語る女性だった。 浅草フランス座の文芸部の座付き作家として採用されたのは、井上さんと、林真理子氏の父だった。 井上さんは、大江健三郎氏と筒井康隆氏の小説にショックを受けて「自分は芝居を書こう」と決めた。 生涯を通じて人を笑わせることに賭けて命を削った井上さん。 「笑いは一人ではできない。人とかかわって初めてできる」 井上さんは現象だけで笑いを作ることを徹底的に拒否し、浮ついた流行にすり寄ることを忌避し、 人と人の関係性の中に笑いを求めた。 だから、その笑いはいつまでも古びない。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一歩一歩前を向いて生きていく。,
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レビュー対象商品: ふかいことをおもしろく―創作の原点 (単行本)
2007年9月20日にNHKハイビジョン「100年インタビュー/作家・劇作家 井上ひさし」を本におこしたものですが、話の内容が最近の言葉を借りれば、かなり深いぃーです。井上氏の軌跡を描いていく姿は日本人の勤勉さと彼のユーモア溢れるユニークな個性をうまく融合しているように感じました。 しんみりとして、そして一歩一歩しっかり地に根を張り歩いてきた生き様は感動を与えてくれます。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
井上ひさし 入門 ともいえる書,
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レビュー対象商品: ふかいことをおもしろく―創作の原点 (単行本)
自分語りの本です。父親のこと、お母さんのこと。施設にいた頃のこと、挫折した上智大学入学の頃、、と人生のなかで大きな出来事については漏れなく触れられています。彼が有名になるまでのことのおおよそのことがわかります。自らの半生を振り返っての体験談ですから、井上文学の思想と行動の原点が結果的に示されている。大きい字でページが構成されており、本も薄めなのでそう頑張らなくても通読できます。これのことから、この本は「井上ひさし入門」といえる本だと言える。 読書量が半端ないこと、毎日20〜30冊読むことや蔵書が20万冊ほどあることも紹介されていて中身の濃さと完成度の高さが納得できる。いろんなエピソード満載なので楽しみながら読めた。
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