【設定・世界観】★
超能力が存在する世界。
瞬間移動から時間移動までなんでもあり。
基本的に時間移動を行うと、パラレルワールド以外の設定では、矛盾だらけになるのであるが、
…まあ、矛盾だらけの世界だった。
作者が思いつくまま、何も考えず適当に作った設定なので、
あまり深く考えてもしかたがないのだろう。
実に薄い世界観である。
【キャラ】★★
主人公は、はっきり言って馬鹿。
勉強も出来ないのは勿論であるが、本当に頭が悪いし、鈍い。
相当にイラつくキャラである。
ヒロイン達は個性豊かな面々がそろっているものの、もう一つ魅力を引き出せていない。
人物描写は浅い。
【ストーリー】★
ストーリー展開が突然過ぎる。
いきなり場面が変わる事が多いので、置いてきぼりを何回も食らわされた。
最後の伏線も見え見えであり、あえて言えば、
プチの登場のさせ方をもうすこし工夫すれば、面白くできたかもしれない。
これと同じ話を力量がある作家が書けば、おそらくもう少し面白い作品になったのだと思う。
【文章力】★
ライトノベル作家としても最低レベルだ。
その辺のアマチュアに書かせた方が、もっといい作品ができたのではないだろうか。
このレベルで商業誌にデビューさせるとは、MF文庫さんも思い切ったことをするものだ。
【イラスト】★
作家同様、イラストレーターも酷い。
立ちポーズの絵ならば、まだ何とか見られるのであるが、
動きのある絵になるとデッサンが狂いまくってしまう。
絵のうまい小学生に毛が生えたレベル。
まあ、作者と同じレベルなので、考え方によってはバランスは取れているのだろう。