主人公・キミ子とぴっぴらさんの終わりなき日常を描いた今作は、「夕凪の街 桜の国」のように、なにか重いテーマがあるわけではない。4コマ漫画のくり返しなので、ところどころ読み飛ばしても、特に支障があるわけではない。しかし、何故かくり返し読んでしまう、中毒性のある作品。
ものこそ言わねど、巧みに擬人化されたぴっぴらさんが、なんともいえない良い味を出している。その他にも個性的な登場人物(や鳥)が多く登場する。特に、鳥の一羽一羽にも個性があるのが面白い。
「完結編」が出版されてしまっているけど、できればまた続編を描いてほしい作品。