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びっくり館の殺人 (ミステリーランド)
 
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びっくり館の殺人 (ミステリーランド) [単行本]

綾辻 行人
5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (34件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

とある古書店で、たまたま手に取った1冊の推理小説。読みすすめるうち、謎の建築家・中村青司の名前が目に飛び込む。その瞬間、三知也の心に呼び起こされる遠い日の思い出……。三知也が小学校6年生のとき、近所に「びっくり館」と呼ばれる屋敷があった。いろいろなあやしいうわさがささやかれるその屋敷には、白髪の老主人と内気な少年トシオ、それからちょっと風変わりな人形リリカがいた。クリスマスの夜、「びっくり館」に招待された三知也たちは、<リリカの部屋>で発生した奇怪な密室殺人の第一発見者に! あれから10年以上がすぎた今もなお、事件の犯人はつかまっていないというのだが……!?

内容(「BOOK」データベースより)

とある古書店で、たまたま手に取った一冊の推理小説。読みすすめるうち、謎の建築家・中村青司の名前が目に飛び込む。その瞬間、三知也の心に呼び起こされる遠い日の思い出…。三知也が小学校六年生のとき、近所に「びっくり館」と呼ばれる屋敷があった。いろいろなあやしいうわさがささやかれるその屋敷には、白髪の老主人と内気な少年トシオ、それからちょっと風変わりな人形リリカがいた。クリスマスの夜、「びっくり館」に招待された三知也たちは、「リリカの部屋」で発生した奇怪な密室殺人の第一発見者に!あれから十年以上がすぎた今もなお、事件の犯人はつかまっていないというのだが…。

登録情報

  • 単行本: 372ページ
  • 出版社: 講談社 (2006/3/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062705796
  • ISBN-13: 978-4062705790
  • 発売日: 2006/3/17
  • 商品の寸法: 18.8 x 14 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (34件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 203,456位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 3.0 《館》シリーズの第八作, 2010/9/29
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■〈あらすじ〉

  学生街にある古本屋で、たまたま手に取った推理小説――鹿谷門実『迷路館の殺人』

  カバーの裏に刷りこまれていた著者近影の写真を見た“ぼく”は、著者と昔会ったこと
  があるように感じる。さらに、その本を購入し、帰宅して読んだぼくは、作中に出てくる
  “中村青司”という建築家の名前にも記憶が刺激され、十年半前の1994年12月25日、
  クリスマスの夜に、〈お屋敷町のびっくり館〉で起きた殺人事件のことを思い出す……。

  ――小学六年生の夏休みの終わり、ぼくは〈びっくり館〉に住む同い年の少年・俊生
  と知り合う。俊生は祖父と一緒に暮らしていたのだが、館には俊生の死んだ姉の名前
  が付けられた“リリカ”という風変わりな人形もあった。

  そしてクリスマスの夜、館に招かれたぼくと友人たちは、壁に七色の
  びっくり箱がある〈リリカの部屋〉で不可解な密室殺人に直面し……。

■〈感想〉

  ジュブナイルとはいえ、《館》シリーズでは定番の××トリックは本作でも健在
  (●●で用いられたものと同じ趣向)。ノベルス版では、著者自ら〈“勝負”の
  ポイント〉として、「びっくり館縁起」の章をあげているので、注意深く読んで、
  著者がどのような手法でアンフェアを回避しつつ、トリックを成立させたのか、
  見極めてみてください。

  
  事件に超自然的存在が関わっていたことを暗示する幕切れは、好みの分かれるところで、
  必ずしも成功しているようには思えませんが、事件の構図を、がらりと反転させようとする
  著者の意欲は買います。

  著者のホラー好きが如実に反映された、シリーズ中の異色作といえるでしょう。

  

  
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 館シリーズ外伝, 2011/1/28
レビュー対象商品: びっくり館の殺人 (ミステリーランド) (単行本)
少年少女向けなので短めで文も簡単です。
かと言って内容が浅いという事もありません。素直に面白く読めました。
一応「館シリーズ」ですけど、表面的にチラッと設定にふれるだけですので、初めてシリーズ作にふれる方も大丈夫です。

少年少女向きにしては終わり方の後味が悪いのが気になりますね。
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26 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 がっかりした人はもう一回読むといいよ!, 2009/1/30
mixiの綾辻コミュニティに詳しく書いたんですが、この物語には語られなかった真相が背後にでんと控えてる。でも、作者は最後までそれについてはひとことも触れない。
だって、語り手はひとりだから。彼が知らなかったことは、起こらなかったことと同じ。
だから、ミステリファンが眉をしかめたとってつけたような幻想シーンが最後にあるんですね。
そこで、おや、と思った人は、表面的に明らかにされた「真相」に疑問をもってもう一回読み返すかもしれない。
けっ、と思った人はもう二度とこの本を開かないかもしれない。
どっちの態度が正しいってわけじゃないけど、作者は少なくとも二度は楽しめる物語としてこれを書いたんじゃないだろうか。
『虚無への供物』へのオマージュとして書かれたというのは、ガジェットをちょちょいと拝借しましたよってだけじゃなくて、『虚無』がもつ構造的な部分(殺人はあったのか、なかったのか?正統派ミステリとしてなんの破綻もない『虚無』がなぜアンチ・ミステリと称されるのか?)にチャレンジしたって意味じゃないのかな。
傑作じゃないかもしれない。でも、こんな意地悪なメルヘンはそうそうない。
『びっくり館』にはセクシャルな暗喩やサタニズム的な符合が、目立たないように、そこかしこに散らばっている。
そう、ヘンリー・ジェイムズの『ねじの回転』みたいに。
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