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ひろさちやが聞く新約聖書 (世界の聖典)
  

ひろさちやが聞く新約聖書 (世界の聖典) [単行本]

ひろ さちや , 荒井 献
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

キリスト教と世界の6大宗教どこが同じでどこが違うのか?

登録情報

  • 単行本: 248ページ
  • 出版社: 鈴木出版 (1992/10)
  • ISBN-10: 4790290247
  • ISBN-13: 978-4790290247
  • 発売日: 1992/10
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 889,015位 (本のベストセラーを見る)
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By カスタマー
形式:単行本
世界的な聖書学者荒井献氏とひろさちや氏の対談であり、ちょうど湾岸戦争を意識して、聖書の言葉を中心にイデオロギー化しない宗教のあり方が語られています。現在のアメリカにおける宗教(キリスト教)の利用のされ方にも通じる宗教批判がなされていますし、キリスト教はじめ仏教、イスラム教、ヒンズー教にも触れながら、もともと宗教とは戒律や社会的規範に縛られるものや自己を絶対化する営みではなく、自由に他者に対してあるいは自己にたいして開かれたものとしてあったことが、お二人の間で共通に認識されています。キリスト教からの立場だけでなく、他宗教間の対話の方向性としても興味深く読め、今後の世界のあり方についても考えさせられました。

より詳しく調べるための参考文献などが紹介されているとありがたかったですが、学術文献ではないのでいたしかたないかもしれません。

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形式:単行本
 ベストセラー作家のひろさちや氏と、我が国新約聖書学の重鎮荒井献氏との対談集。新約聖書の記事を題材に、キリスト教の教義をひろさちやが「聞き出す」スタイルで綴られている興味深い一冊。そういえば、ひろさちやって前に家に泥棒に入られて現金をたくさん盗られていたなあ、という感じで軽く読み始めたが、中身は、なかなかどうして結構充実していて甚だ圧倒された。イエスがユダヤ教の律法主義から人間を解放したが、ユダヤ人の弟子のマタイは、師のことばを自分流に解釈し、改めて律法主義的な記述をして「先祖返り」してしまったという意見は大変興味深かった。仏教徒のひろ氏とキリスト者の荒井氏が、イエスと親鸞って実は結構似ていますね、という感じで意見を一致させていたのも面白かった。
 一方、ひろ氏ほど聖書に詳しい人でも、そこに書かれていることを「信じない」ものなのだなあ、と別な驚きも覚えた。聖書に記されていることを読んで「知識として吸収すること」と、「信じること」とは、まったくもって別次元のことなのだと改めて認識させられた。やはり信仰とは「神から与えられるものである」とするしかないとか言ってしまうと、それはそれで(神を信じない人達から)怒られてしまうであろうが。
 宗教に興味がない人にとっても、色々な意味で楽しめる一冊だと思う。
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