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ひょうたん (光文社時代小説文庫)
 
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ひょうたん (光文社時代小説文庫) [文庫]

宇江佐 真理
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

本書五間堀にある古道具屋・鳳来堂。借金をこさえ店を潰しそうになった音松と、将来を誓った手代に捨てられたお鈴の二人が、縁あって所帯をもち、立て直した古道具屋だった。ある日、橋から身を投げようとした男を音松が拾ってきた。親方に盾突いて、男は店を飛び出してきたようなのだが…(表題作)。江戸に息づく人情を巧みな筆致で描く、時代連作集。

内容(「MARC」データベースより)

天の神さんは、あたしたちを試したのかもしれない…。のんきな亭主と勝気な女房。ふたりが営む小道具屋を舞台に情趣ゆたかに描かれる、江戸に息づく熱い人情と心意気。表題作ほか5編を収録。『小説宝石』掲載を単行本化。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 296ページ
  • 出版社: 光文社 (2009/3/12)
  • ISBN-10: 4334745547
  • ISBN-13: 978-4334745547
  • 発売日: 2009/3/12
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 馬場伸一 トップ500レビュアー
形式:文庫
冒頭の一話に出てくる柚子味噌大根は「ほくほく」としていて、実に美味しそうだ。
それぞれのお話に出てくるお総菜は、どれもあったかくて懐かしい。
お話も、そうだ。
手作りの和食が「ほっこり」と暖かいように、江戸の人情が心に沁みる。

いい話です。どうぞお手に取ってご覧ください。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By pei-san
形式:文庫
火曜日に買って帰りの電車から読み始め 木曜日の帰りで読み終えました。
通勤時しか本を読まないのですが 宇江佐真理さんの作品はスイスイと進んで行きます。
短編が6編。古道具屋の夫婦が軸になっています。
近所、親子、兄弟との係わり合いが現代では考えられないようだと思いつつ
日本人の根底にはこんな豊かな心情が隠れているんだろうなぁと 仕事や人付き合いで
付かれた心がホッとさせられるそんな思いで読みました。
各編にでてくる美味しそうなお菜。今度作ってみようかなんて思ったりもしました。
最終編で思わず目に薄涙がにじむ出来事が。
やっぱり人が好きでいられそうです。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
味わいがある 2010/6/14
形式:単行本
父親が倒れ、鳳来堂という古道具屋を継いだ音松だったが、商売に身が入らず博奕ばかり
していて店を傾かせてしまう。そんな時、将来を誓い合った男に裏切られた傷心のお鈴と
知り合い、ふたりは所帯を持つ。ある日、音松は橋から身投げしようとする男を助け、家に
連れ帰った。その男の抱える事情とは?表題作を含む6編を収録。

どの話も江戸を舞台にした、人情味あふれる話である。「ひょうたん」や「織部の茶碗」の
ように、地道な商売を続ける音松・お鈴の真面目な人柄を描いた心温まる話もあるが、
「びいどろ玉簪」のように、心がしめつけられるような話もある。虐待される子供たち。
そして、哀れな行く末。現代にも通じるとても切ない話だった。「貧乏徳利」にはラストで
泣かされた。音松とその友人たちとの固い友情は、どんな状況になっても決して変わること
なく続いていくだろう。ひとつひとつの話に味わいがあり、しかも、6編はひとつにしっかりと
まとまっている。面白い作品だと思う。それにしても・・・。作中でお鈴が作る料理は、とても
おいしそうだ。一度でいいから味わってみたいものだ。
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道具から垣間見る人生
古道具屋を営む、鈴と音松夫妻のところに、毎回ある道具がもちこまれ、それにまつわる話を主とした連作です。言いたいことを言い合う情に厚い二人に、音松の3人の幼馴染や、... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: みれいゆ
さすがに巧い!です
宇江佐真理さんは読者を裏切らない作家だと思います。
それほど期待したわけでなく、ちょっとつなぎのつもりで読みましたが、... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: はなゆう
ハマりました!
宇江佐さんの著作は何作か拝読してます現時点、「ひょうたん」はすっかりハマりました。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: lianefolly
池波正太郎へのオマージュを感じる
お鈴と音松夫婦の営む古道具屋を舞台に、
市井の人々の人生が交錯する連作時代小説。

面白かったです。... 続きを読む
投稿日: 2009/12/13 投稿者: いせむし
江戸に息づく熱い人情と心意気
父の遺した骨董店を賭け事で潰しかけた音松。

将来を誓い合った男に捨てられたお鈴。... 続きを読む
投稿日: 2007/3/7 投稿者: 隣のタッキー
夫婦の機微
江戸・五間堀で小さな古道具屋を営むお鈴と音松夫婦を主人公に、持ちこまれる品物をめぐっての様々な人情劇。宇江佐ファンならその空気はもうわかるはず。毎晩集まる亭主の友... 続きを読む
投稿日: 2006/4/6 投稿者: まりあ
ほのぼのとしたい人に
剣豪ものばかり読んでいたので読み始めはなんのことはない???という感じでしたが、音松とお鈴が暮らす五軒堀の日々の暮らしが鮮やかに目の前に広がりはじめた時分にはすっ... 続きを読む
投稿日: 2005/12/13 投稿者: ジャングル
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