前作はプレイ済みです。今回は学園祭というキーワードと小泉顕君が攻略できるのに惹かれて購入しました。
今回の主人公は親切で純粋、周囲への感謝や気配りの出来る本当に良い子だと思います。
でもお兄さんの仕事の都合で転校を繰り返す生活をしているので、恋愛には少し奥手です。そんな子なので少し天然で鈍感な部分もありますが、私は好感が持てました。
内容ですが、前作の主人公がいとこ達と留学してしまい、女子がいなくなってしまった学園に転校してきた主人公。女子生徒がいなくなり落ち込む男子生徒達を励まして1ヵ月後に迫った学園祭を成功させる為に仲間達と頑張っていく、というような感じです。
前半の共通ルートはコミカルな学園ライフが「笑いあり!」で楽しめます。その間は2種類のミニゲームをする事になります。このゲームが程よい難しさで、入力作業が苦手でトロい私は「学園祭準備ゲーム」では良い成績を取る為に、独りで「右が○、左が□・・・」などとブツブツ言っていました・・・。ただ慣れてコツが掴めれば大丈夫でしたよ。簡単すぎても面白くないですしね。一回クリアすればミニゲームはスキップもできるので親切です。でもゲームの全体の回数も「もう無いの?」と思う位で私は腹八分目で良かったと思います。
後半の個人ルートになると、結構シリアスになるルートもありました。私としてはライトな学園モノを期待していたので、ちょっと暗くなってしまう部分もありましたね。
個人的に気になったのが、主人公が自分の「好き」という気持ちに気がつくのが結構遅くて、自覚した途端に展開が早くなってしまったような印象を受けた点です。そのため恋心を自覚するまでは、プレイしていて「恋愛をしている」という感覚があまりしなかったので、ちょっと残念でした。基本的に周囲からは「ひめ」として大切にされますが、私は恋愛という意味での糖度は微糖かと思います。ですが、学園青春モノで過保護な兄(笑)もいるので不満はないです。
また前作の登場人物が出てきたり、話題にのぼります。知らなくても影響は少ないとは思いますが、前作をプレイした人は懐かしかったり嬉しかったりするかもしれませんね。
システムも良好です。セーブやロードなどの場面でキャラクター達がセリフを言ってくれるのも、ちょっとした事ですが嬉しい限りです。シナリオ再生機能もありますし、シーンについているサブタイトルも私にはツボでした。
評価ですが、前作の不評だった点を改善して良い作品に仕上がっていると思います。テンポもボリュームも丁度良くて周回プレイも苦にはならないように思います。最初は星3,5だったのですが、顕君ルートではサプライズさせてもらいましたし学園祭のラストは感動しましたので、星4にさせていただきました。私はこのゲームのムードメーカーでもある顕君が一番好きです。このハイテンションさを上手に演技していた中村さんに拍手です!