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ひどい感じ―父・井上光晴
 
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ひどい感じ―父・井上光晴 [単行本]

井上 荒野
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

大嘘吐きだった父へ、愛をこめて。
娘が描く小説家の実像。

瀬戸内寂聴氏絶賛
「今、小説家荒野さんが小説家井上光晴の人間の魅力のすべてをここに書きあげた。エッセイというよりわたしは秀れた小説として読んでしまった。それほど面白く、息もつがせない。」

作家としても、人間としても、男としても、実にユニークで魅力的な個性の持主であった井上光晴氏が逝き、早くも10年の歳月が過ぎ去った。
井上さんは硬派の純文学作家としては異例なほど夥しい作品を遺した。それらの小説の他に井上荒野という女性の作家を遺した。これも井上さんの貴重な作品である。
荒野さんもまた父に劣らずユニークな小説家になった。今、小説家荒野さんが小説家井上光晴の人間の魅力のすべてをここに書きあげた。
エッセイというより私は秀れた小説として読んでしまった。それほど面白く、息もつがせない。書かれた人物の奇想天外の愉快さであり、それをまるで名外科医のように冷静かつ、細心にメスを入れ、腑分けしていく荒野さんの腕の冴えに驚嘆し、興奮させられたからである。この本を誰よりも熱心に読み、「サイコー」と両手を挙げて祝し、グイと、ウィスキーをあおる井上さんの顔が目に浮ぶ。――(瀬戸内寂聴)

内容(「BOOK」データベースより)

小説家・井上荒野が、小説家・井上光晴の人間の魅力のすべてをここに書き上げた。

登録情報

  • 単行本: 195ページ
  • 出版社: 講談社 (2002/08)
  • ISBN-10: 4062114232
  • ISBN-13: 978-4062114233
  • 発売日: 2002/08
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 942,457位 (本のベストセラーを見る)
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
幼少の頃から「嘘つきミッちゃん」と呼ばれた井上光晴氏は、ご自分の経歴を偽り、家族も知らなかったそうです。長女の荒野さん(本名)の名前も、人と変わった劇的な一生を送るようにとの願いから「嵐が丘moor・あれの」と名づけられました。荒野さんによると、経歴詐称や数々の嘘も、何事もドラマチックな展開や結末を図る天性の作家であるサガによるものとかばっていらっしゃいます。お母様も毎日3度、居酒屋のような食事を誂え、食事中にあれが食べたいと他の物を所望すると、それに答えるという献身ぶり。瀬戸内寂聴氏ご本人が、出家の原因は井上氏であると語っているように、女性関係も多々あったご様子ですが、家族が献身せずにいられない井上氏の魅力的な側面が伺えます。
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
『虚構のクレーン』というタイトルに惹かれて読んだのが、井上光晴という作家を知った最初だった。無骨な文章なのだけれど、その分力があって、ひ弱なインテリなんて問題外、そんな圧倒的なパワーで押しまくられ卒業論文は井上光晴を選んでしまった。しかし、この本を読んで、やっぱり井上光晴に騙されていたか・・・という想いを強くした。でも、実際には炭坑で働いたことはなかったなんて、それはあんまりじゃないと毒づいた。「嘘つきみっちゃん」の面目躍如である。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ファザコン 2008/7/31
By sakko
形式:単行本
単なるファザコンである。

誰よりも美しい妻
に出てくる、夫、惣介と、父・井上光晴がそっくりというか、父そのものではないか。
どうしても、この筆者の描写と私の感性が合わないようで、気持ち悪く感じられる。

それだけ、父・井上光晴氏の影響力が偉大だったという事だと思うが…。
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