本書はVisual C# 2010を使用したアプリケーション開発の入門書です。
本のタイトルに「わかる〜」とか「できる〜」と書いてあるようなものは、
何となく敬遠してきたのですが、本屋さんでパラパラと見ていたら、良さそうな
感じがしたので購入してみました。
本書の一番の特徴は「一冊を通して1つのアプリケーションを完成させる」
というスタイルにあります。これが素晴らしいと思いました。
つまり、読み終わる頃には「タスク管理ソフト」というアプリケーションが
完成しています。ソフトを作ったという充実感が味わえます。
最後の章では、完成したアプリをWPF形式のアプリにリメイクします。
WPFアプリの基本的な操作も理解できます。
1日6時間くらいで、約5〜6日で読み終わる分量です。
もちろん、ソースコードはすべて自分で入力しました。
なお、C#言語の文法についての詳しい解説はほとんどありませんので、
C#についての基本を勉強した後で、じゃあ、Visual C#を使って実際にWindowsの
アプリを作るにはどうすればいいの? という段階で読むのが最適だと思います。
私は普段、Visual C++を使用して開発を行っているのですが、.NET Frameworkを
利用した開発環境の方が格段に洗練されていると感じました。
ところで、本書では実際のソースコードをネットからダウンロードできるように
なっていますが、これに頼ってはダメですよ。
ソースコードはすべて自分の手で入力しなければ、身に付きません。