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ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法
 
 

ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法 [単行本]

福田 和也
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (38件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

 本書では、最も多忙にして多才な評論家・福田和也氏が、実際にどう読み、どう書いているのか、その具体的なテクニックを公開しています。
 よりたくさん、より効率的に読むためにはどうすればいいのか? より文章が上達する「近道」とは? 知的生産にかかわる人なら、誰でも知りたいノウハウでしょう。
 たとえば、より早く読むためには「目的」を明確にすることが不可欠です。むしろ事前の情報入手に時間をかけ、「立ち読み」で「あたり」をつけて買いましょう(買いすぎの予防にもなります)。
 メモを取りながら書くよりは、ページを折ってしまいましょう。より頭に残すためには、時間がかかっても「抜書き」をすることです。
 抜書きは文章上達にも非常に有効です(おそらく脳の生理に合っているのでしょう)。書きたい種類の文章を「コピー」し、分析して構造をつかみましょう(なお、ここは本書の圧巻ですから、ぜひ本文をご参照ください)。段落ごとにブロックに分け、「提示」と「進行」を分析するうちに、書くことが血肉と化しているでしょう。
 取材でメモを取るときは……、書くジャンルを効率よく広げるには……etc。全6章、全部で64項目、すべて具体的かつ実践的に書かれています。
 著者が実際に使っている手帳、資料ファイル、創作ノート、筆記具など、初公開の写真も満載。読むこと、書くことに興味のある人なら、必ずそのパワーアップにつながる1冊。これまでの類書に比べ、非常に本質的な指摘に溢れていることも、評論家たる著者の面目躍如というべきでしょう。

内容(「BOOK」データベースより)

いかにして、福田和也は、かくもたくさんの本を読み、たくさんの文章を書けるのか。その技術と秘訣をあまねく教える。

登録情報

  • 単行本: 229ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2001/6/2)
  • ISBN-10: 4569616763
  • ISBN-13: 978-4569616766
  • 発売日: 2001/6/2
  • 商品の寸法: 19 x 11.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (38件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 239,005位 (本のベストセラーを見る)
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有益な実用書 2004/6/13
形式:単行本
 1ヶ月に100冊読むということは1日あたり3冊。1日あたり読書に使える時間は、彼が文
筆家であることを考慮してもせいぜい6時間が限度だろうから、その計算で行くと1冊あ
たり2時間で読んでいることになる。240ページの本であれば、1回通読するだけで、1
ページあたり30秒で読まなければならない。読書時間が1冊1時間なら、1ページを

15秒で読み進む計算になる。

 しかしもちろん著者はただ速く読んでいるわけではないし、速く読むことそのものを
読者に勧めているのでもない。それに彼が言う「読む」という作業は、1ページ目から
順に最後のページまで目を通すという類のものではない。本を効率よく読みたければ目

的をはっきりさせよ、と言っているのだ。そしてその自らが決めた目的を拡張してはな
らないと言う。たとえば、≪もしもあなたが、『赤と黒』を、フランスのサロン文化を
知るために読もうとしているならば、そこに目的を絞らなければならない。自然描写と
か、乗馬とか、ほかのことに気をとられてはいけない≫(p.57)のである。

 書名に抵抗を覚え、いったんは買うのを躊躇したが、実際手にとって見ると実用書と
してなかなか有益な本だった。自慢話めいた書き方が気になる人もいるかもしれないが、
私は、そうしたことはこの手の本にはつきものだと思っているので、特に気にならなか
った。確かに目新しい話は少なかったかもしれないが、福田氏の取り入れている方法論を

知ることができたのは事実である。「誰でも知っていることを書いている」などと批判し
ていると誰からも学べないのである。

 

このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
タイトルはいささか挑発的なものにしたのかもしれません。百冊を「読む」といってもそれは読破するというニュアンスではなく、ましてや速読法でもない。本の最初の頁から最後の頁まで読むことを「読む」とする考えをまず変えること。ここに「百冊読む」ということの真意があると思います。
また、本を読み、取材をすることで手に入れた情報を一カ所にまとめておくという方法も著者の極意です。しかもその場所は一冊の手帳。たいへん合理的だと思います。
ただ本書にしても、個人の経験に基づくノウハウ本。人それぞれに向き不向きがあるでしょうし、世にさまざまのノウハウ本が出回っているので、これもその一つという姿勢で読んだ方がいいのかもしれません。
このレビューは参考になりましたか?
21 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
何かを書く、表現することを前提とした読書をはじめとする情報の獲得術、整理法を説いた本である。表現するのと読むのは、あくまでもセットであり、どちらか一方の技術が知りたくて読む本ではない。だらか、タイトルは「一月に300枚書くために、100冊読む方法」と読み替えた方が分かり易い。

多くの貴重な技術が書かれている。例えば、読書に際してはポイントを絞り、それを厳格に守りながら読むこと。そして将来の表現に向けて、必要な点を抜書きすること。この抜書きには「手書き」を薦めている。この抜書きを本書を読んで以来実行しているが、面白い技術である。不思議なほど、読むのとは異なる頭の動き方をするのだ。多くの人が学生時代の試験勉強でも書いて覚えただろう。あれは意味があったのだと実感するほどに、文章が頭に入る。このように一つ一つは細かい工夫だが、長い時間をかけた工夫の積み重ねの上に彼の能力が成り立つことを実感した。

しかし、最も大事なのは表現することを強烈に認識することだ。しかもテーマは編集者など他人から与えられるものだという。この点は、ごく普通の人にとって真似のできないことだ。しかし、テーマを持ちそれを常に認識することが核心と感じた。だから、彼のように300枚書くには、表現するテーマを個人で多く発明する必要があるのか? まあ、それは難しいとしても、自身のテーマを探しつつ、表現する必要性を見付けないと書く能力向上は難しいと気付いたことが、私にとっては最も意義のあることだった。

沢山書くこと、読むことに憧れる(コンプレックスを持つ?)人には、様々に考えることが多い良書である。私も何度も読み返しながら、考えが深まっている。
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博識・多筆で知られる筆者のようにガンガン読んでガンガン(おまけに「上手く」)書くにはどうしたらよいか。「答え」はその問いを眺めてしばらく考えれば分かるとおり、要は... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: godsmonkey
読み方、書き方、とっかかりから
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目的にそってメモを抜き書きしていこうよ。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: AURON
確実に効果はあがると考える。
... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: 北野梅白
渡部昇一との併読オススメ
このジャンルの本を読んだことがない人は得るところがあると思う。逆に言うと、知的マニュアルとしてはそれほど目新しいことはない。手帳は一冊、抜き書きは手書きノート、本... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: lions
共感しきり
本の買い方や立ち読みの効用など、
共感できる話が多かった。
しかし一番興味深かったのは、... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: 純ちゃん
手書きでの「抜書き」の勧め
... 続きを読む
投稿日: 2009/12/4 投稿者: hffrs850
小説の読者にはあまり通用しない
タイトルでわかるとおり本書は第一部で多読術、第二部で文章の多産術について論じるもの... 続きを読む
投稿日: 2009/8/7 投稿者: 倒錯委員長
感銘を受けるほどではないが、持っておいて損はない
この本の長所... 続きを読む
投稿日: 2008/9/20 投稿者: 清高
実践できれば書けなくもない
「ひと月百冊読み、三百枚書く」というキャッチコピーには思わず惹かれて読んでみた。
確かに、この方法ならば、できないこともないと考える。... 続きを読む
投稿日: 2008/6/11 投稿者: コンパス
私にとっては、ちょっとしたバイブルになっています
本をたくさん読みたく、また文章を書くことも
増えてきたので、参考になれば、と手にとりました。

・目的を持って本を読む... 続きを読む
投稿日: 2008/4/28 投稿者: せぷたか。
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