いつかは、行きつけの店で、ひとり呑みしてみたなあ、と大人のおじさんにあこがれて思っていましたが、これって、なかなか勇気がいるんですよね。この著者も全く同じで、最初は落ち着かなかったとか。しかしある時、酒場を温泉のようにひとりで楽しむ気持ちの持ち方に変えて見ることに気がついたという。なるほど。私もこの言葉に勇気づけられました。近々ひとり呑みにチャレンジしたいと思います。この本は、ひとり呑みするときの心得や、始めていくお店での振る舞い方など、押しつけがましくなく、教えてくれます。そして東京の都心から郊外の町まで、さまざまな大衆酒場をルポ形式で料理と店の店の雰囲気を伝えてくれます。酒の肴の描写もうまそう!と思ってしまうほど文章もわかりやすく上手です。飲んべえにはぜひおすすめの本です。