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ひとりぼっちの王様とサイドスローのお姫様 (メディアワークス文庫)
 
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ひとりぼっちの王様とサイドスローのお姫様 (メディアワークス文庫) [文庫]

柏葉 空十郎
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

三年ぶりに帰国し、日本の高校に入学した綾音。彼女には幼馴染みの巧也と野球をするという目的があった。そう、甲子園を目指すのだ!中学時代、巧也はシニアの世界で活躍し、全国区の有名選手に成長していた。だが、再会に胸躍らせる綾音の目の前にいたのは、想像していたのとは全く違う巧也だった。冷淡に「野球はやめた」と言い捨てる巧也に戸惑いを隠せない綾音。彼女は巧也に野球をやらせるべく猛アタックを始めるのだが―。爽快な野球小説の登場。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

柏葉 空十郎
第14回電撃小説大賞にて『桜田家のヒミツ』が最終選考候補作品に。2008年6月同作品にてデビュー。広島県広島市出生、同県三原市出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 537ページ
  • 出版社: アスキーメディアワークス (2010/2/25)
  • ISBN-10: 4048683810
  • ISBN-13: 978-4048683814
  • 発売日: 2010/2/25
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 422,345位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
丁寧な描写の野球小説で、良作です。

といっても、前半は主人公二人の再会と和解に割かれるので、
野球の醍醐味は後半から。

ヒロインがピッチャーで強豪校と互角の戦いをするのは、非常に
爽快! 別にピッチャーはトンデモ魔球を使ったりするわけでは
ありません。実際の女子選手の身体スペックでいかに
相手バッターを翻弄するか(騙すか?)が見事に描かれて
います。

野球はもっぱら見るほうで一応のルールは知っている私ですが、
この場面で選手が何を考えてプレーするのかという描写は
興味深かったです。
局面によって戦術が変わって行く、敵心理の読み合いも見所です。

春のセンバツの前に、読んでみるのもいいかもしれません。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
女子の高校野球への試合出場が認められた日本が舞台の青春野球小説です。

ここまで前半と後半の印象が違う作品も珍しいですが、学生と高校球児の2つの面を上手く書き分けようとするとこうなるのも仕方がないのでしょうか……
前半は「あだち充作品」のようなもどかしい少年少女のやり取りがメインで、後半は「おおきく振りかぶって」のような細かい野球描写で盛り上げる展開があります。

この作品独自の魅力を書くなら、野球少年たちの間にあるほの暗い感情や、選手それぞれの立場が描かれている所だと思います。

用語説明もあるので高校野球観戦入門にはいいと思います。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
幼いころに「一緒に甲子園に行こう」と約束した少年と少女。
少女は海外に留学してしまうが高校入学と同時に日本に帰国し
少年との約束を果たそうとする。
ところが少年は「もう野球はやめた」と言い捨てる。
少女は戸惑いながらも少年に約束を守って野球をやろうと
説得を始めるが…。

ここまでの物語導入を聞くと少女が主人公と思いがちだが
主人公はどちらかというと少年のほうなので注意。
あることがきっかけで野球嫌いになってしまった少年が
少女の一種の純粋さをうけて、もう一度野球と向かいあう
ところが物語の肝。

ストーリーは、はっきりいってありきたり。
しかも少年の説得に物語の半分を割いているから
すごい出だしがスローな感じがしてしまう。

そして後半からは本格的な野球の話に急転換。
おおきく振りかぶってを連想させる理屈くさい野球
が丁寧に描写される。『おお振り』が好きな人はお勧め。
弱小校が強豪校相手に接戦を繰り広げる様子は、やっぱり
手に汗を握って読んでしまう。力のない女の子が男子相手に
互角以上の戦いを繰り広げる。

ところどころに良いところがあるが、全体としてみると
ちぐはぐな感じが否めない。前半をさっぱりさせて本格野球にするか
野球部分を簡潔にして人間模様を丁寧にするかしたほうがよかったかも…。
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