私は、人とかかわり、人やチーム・組織の成長を見守り、さらには元気で活力あふれる
組織づくりのお手伝いを仕事としています。
この本は、経営者・リーダー・マネジャー・人材教育担当者・組織変革に関わる方、
そして人のこころを大切に思い 尚かつ その関わり方に悩んでいる方々にお奨めしたい
本です。また、チームの力がうまく活かされていないという職場では、この本について
分かち合うことにより「お互いに理解し合う心」をはぐくむことができるでしょう。
読み始めの頃は「本当にそんなウマい話があるのか・・・」と半信半疑でした。
本当に続けられるのか?
全員が人のエッセイに興味を持ち、見続けることができるのか?
書くことが苦手な人のモチベーションを上げられるのか?
が、読み進めるにつれて『これはやってみよう!』という気持ちが湧き出てきました。
しかも、たった週に一回、一通のメールをみんなが送るだけで!!!!
よくよく考えてみると、今までの生きてきている経験の中で少なからずとも、ウィー
クリー・メッセージと同じような事はしてきているのです。(例えば、私の場合は日報
や週報など)
しかし、これだけでは「お互いに理解し合う」ことは実際には難しいことです。
この問題を解決するためのエッセンスが”ウィークリー・メッセージ”という仕組みの中
に詰め込まれていると感じました。
チームや組織を変えるとき、ついつい大上段に構えてしまいがちです。しかし、スタ
ートはちょっとしたキッカケさえあれば、あとは継続するのみだと思います。実は、そ
のスタート時点で「何をしたら良いのか・・・」というのが、一番の問題となります。
もし悩んでいてなかなか前に進めないようでしたら、”ウィークリー・メッセージ”から
ためしてみるのも良いと思います。
最後に私が、この本を通して共感したことです。
『人は自分が見えている部分だけで評価してしまうが、実はその人自身の“らしさ”は
見えない部分に隠されている。それを見つける方法がエッセイ(その人の「もの語り」)を
聞くことである。』