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ひとりでは生きられないのも芸のうち
 
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ひとりでは生きられないのも芸のうち [単行本]

内田 樹
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

性的階層格差にひと言!
強者だけが勝ち続ける「合コン」ってどうなんでしょう!? CanCam的めちゃモテ戦略から夢の少子化対策まで、非婚・晩婚化時代を斬る!

内容(「BOOK」データベースより)

社会のあらゆる場面で“孤立化”が進むいま、私たちはどう生きるべきか?「自己決定・自己責任」の呪縛を解く。

登録情報

  • 単行本: 288ページ
  • 出版社: 文藝春秋; 四六版 (2008/1/30)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4163696903
  • ISBN-13: 978-4163696904
  • 発売日: 2008/1/30
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
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76 人中、68人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By お気に召すまま トップ1000レビュアー
形式:単行本
ブログから出来た本だが、くだけた語り口によって深い問題を論じ、どんなテーマでも自由自在に語る内田氏には、モンテーニュのような魅力を感じる。本書の中心テーマは、若者の考え方の基調にある「自分らしい生き方」「私探し」「自己決定」「自立した人生」などへの根本的な批判。「他者に煩わされず自分の好きなように生きる」というのは、一見すると自由でよいように思われるが、実は「生きる」ことの内実を貧しいものにする。著者はそれを、レヴィナスの根本テーゼ「pour l’autre 他者のために/他者の代わりに/他者に向けて/他者への返礼として」あるいは、「贈与」(=人は自分の欲するものを人に贈与することによってしか得られない)によって基礎づける(p90,279)。現代では「隣人愛」がすたれたのは、若者が自己愛に夢中になったからではない。「本当の自分」という錯覚のせいで(=「本当の自分」だけを愛したい)、自分を愛するとはどういうことかが分からなくなり、その結果、隣人を愛する仕方も分からなくなったのだ(274)。この指摘は鋭い。評者自身は、「本当の自分」という自我概念の成立には相応の歴史的根拠があると考えるので(例えば、アメリカの哲学者チャールズ・テイラーの『<ほんもの>という倫理』によれば、カントの美学、シラー、ヘルダー、ニーチェ、フーコー、デリダと続く「ほんものの自我」の系譜がある)、内田氏のレヴィナス、ヘーゲルの線だけではやや問題が単純化されると思わないわけではない。だが、氏の鋭い洞察には学ぶところが実に多い。特に第2、6章が秀逸。
このレビューは参考になりましたか?
43 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Isolde
形式:単行本
 最近の事象や出来事について、テレビや新聞などによる紋切型の取り上げ方とは一味も二味も異なる視点から論じている。しかし、その視点は、決して「斬新」とか「独特」というものではなく、その根底には「他者と共存することによって自分を生かす」という社会的存在としての人間の生き方の普遍的ルールが貫かれている。著者の主張が新鮮に聞こえるのは、私たちがしばらくこのルールを忘れて、自己中心的に生活してきたからに違いない。「人間は自分の欲するものを他人から与えられることでしか手に入れることができない」、「子どものときに金/セックスに触れてしまった子どもはおそらく成熟を妨げられる」、「『未来がどうなるかわからない』という原事実のうちに人間の人間性を基礎付けるすべてのものが棲まっている」など示唆に富む指摘が多い。文体も読みやすくて快い。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
内田先生のブログはとても好きで、毎回読んでいます。本書を購入したきっかけは
あとがきに、上野千鶴子の本へのアンサーソングとして書かれた、という
一文があったから。
私も上野さんの本がベストセラーになった時、強烈な違和感を感じたものの一人です。
だって「元東大教授で、お金をもってて、一般庶民とは全く異なる生活様式の女性」が
書いた老後の本、「普通の人」に参考になるとは思えない。相変わらず「お金をもった
自立した個人」が前提とされていること、悪しきクロワッサン的思考とでもいうのかな。
そんなこんなでページをめくると、何度読み返しても自分を振り返るだけでなく、
社会のあり方を考えざるを得ないのです。
I can not lie without you のyouの数をどれだけ増やせるかが、
大人の成熟度なのだ、と内田先生は主張します。
「絆」とわざわざ呼ばなくても、人間本来の生のあり方にその社会性が
埋め込まれていることを改めて感じさせてくれる良書です。
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内田樹作品のハブ的存在
内田さんの本はご自身も書かれているように、
ブログの記事を再編集しなおしたものである。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: UKUF
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投稿日: 16か月前 投稿者: Kiyofumi M
ひとりで生きられないから素晴らしい
... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: 峻ちゃん
他人の心を埋めることによって。
世界にぽっかりとあいた穴を埋めることによって、
そして他人の心を埋めることによってしか、
人間は生きられないのだ。
投稿日: 2010/2/8 投稿者: shigekey
うーん、刺激的な内容でした。
2008年1月に文藝春秋から単行本として出版されたものの文庫化。単行本も友人から勧められて読んではいたのだが、文庫化に合わせて再読した。最初に読んだ時から、内田樹... 続きを読む
投稿日: 2009/7/21 投稿者: hamachobi
つっこみどころ満載です。
まっとうな大人の御意見です。
よくぞ言ってくださいました、というところもあり、
ん? と首を傾げるところもあり。... 続きを読む
投稿日: 2009/5/11 投稿者: マダム玲子
あまりに鋭い切り口に、ケラケラ笑ってしまいます
毎度おなじみ、ブログを編集して本にしたもの。今から約2年前のこの本を、最近読むチャンスがあった。相変わらず切れ味が鋭くて、ウィットに飛んでいて、飽きさせない。トピ... 続きを読む
投稿日: 2009/5/6 投稿者: Ray
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