以前から銀色夏生さんの写真が大好きでした。
ここ数年、本屋さんに足を運ぶことがなかったので、久し振りに探してみつけたのがこの本です。
タイトルに期待しすぎていたので、すぐに読まずに寝かせておいて読んだのですが、期待以上でした。
32〜33ページの詩は、私自身が同じことを感じていても言葉にできず人に伝えることすらできなかったことを、見事に表現してくれていて、すごく嬉しくて、晴れ晴れとした気分になれました。
好きな人には話しかけることができなくて、その友達となら話せて、好きな人には伝わらず、ややこしいことになってしまうクセとか、自分の悪いクセ(病気?)と似たこととか、美しい写真もあって、なんだかこういう本が存在すること自体が奇跡だと思いました。
今年はあまり本を読むことができなかったのですが、2011年も終わりつつあるこの冬に、きっと一生手元に残して何度も読み返すことになる本が手に入って、ラッキーでした。
ひとりが好きで、きっとひとりで死ぬことになる私にとって、この本は栄養になります。