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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
基本こそ極意‐愛される原点‐,
By ついん。どらいぶ (東日本) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ひとひら 小説版 (アクションコミックス(コミックハイ!)) (コミック)
麦が一年生時代の物語を各節ごとに主人公を交代し、番外編も加えて描かれています。 本編では語られにくかった甲斐が麦を意識し始めたきっかけや桂木の野乃への密かな想い等は文書化されて改めてグッときました。 演劇部絡みの本編未公開シーンもあり野乃と理咲のかつての後輩達へ見せる繊細な一面等も良かったです。 また、劇中で野乃がつけたタイトル「ひとひら」のルーツも秀逸でした。 読んでいくうちに、この作品の原点そして魅力が何なのかを改めて確実に認識できた気がします。 登場するキャラクターと共鳴し合うことで、どんどんクオリティを増し、次第に彼女だけの輝きを放つ… それが麻井麦の魅力であり、未熟な彼女達を支えようと見守り感化されることで他のキャラ達も全てが成長していくストーリー 数ある学園モノの中でも、この本は著者ひたむきに作品を愛し基本テーマを貫いたからこそ、この完成度が実現できたと思います。 ファンの皆様、これを読まずして、ひとひらシリーズは語れませんよ。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ノベライズは成功? それとも・・・,
By 永遠の旅人、シン (富山県魚津市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ひとひら 小説版 (アクションコミックス(コミックハイ!)) (コミック)
一気に読了しました。以下、帯より引用します。゛「ひとひら」登場人物達が紡ぐもうひとつの麻井麦の物語―“ (引用終わり) 読む前はどういう形で活字化されるのだろう? と思っていましたが、こういう形で来たか、と思いました。 本編は序幕から終幕まで全9章構成になっています。序幕は麦、第一幕は佳代の視点で物語が展開されていきます。内容は原作にかなり忠実になっています。違うのは、原作漫画と物語が前後することと、オリジナルエピソードが入っていることです。 読み始めの頃は、原作に忠実だけれど、何だかすらすらと読めすぎてしまうのと、淡白な印象が強くて、「期待し過ぎたかな?」と思っていましたが、オリジナルの内容が入ってきた辺りから印象が変わってきました。ここではネタバレを防ぐ為にその中身には触れませんが、この部分が非常に良かったです。 私は本作の原作である「ひとひら」の大ファンです。ファンの一人として言います。原作を知らずに本作を読むのは、オススメしません。たぶん、「何これ?」となるでしょうから。 おそらく、(読者が)原作漫画を読んでいることを前提としてノベライズしたのだと思います。登場人物紹介が必要最低限になっているので、原作を未読あるいは内容を忘れていた場合、積極的に物語に絡んで来ない人たちは特に誰が誰だか判らなくなりそうな気がします。他は気になりませんでしたが、この部分が唯一の欠点です。 よって、星4つ評価としました。
5つ星のうち 5.0
「ひとひら」ファンならば必携。続刊も希望したい。,
By
レビュー対象商品: ひとひら 小説版 (アクションコミックス(コミックハイ!)) (コミック)
正直この本を手に取るまでは若干の迷いがありました。というのも、漫画原作のノベライズ作品には往々にして・原作の理解不足により、各キャラクターが原作の設定とずれた言動をしている ・新エピソードを説明する事に終始しているだけで原作らしさが薄い、 ・その結果、キャラクターを差し替えただけの普通の小説に成り果てている といった非常に残念な結果に終わっている作品が少なくないからです。 結局(今となっては大変失礼ながら)原作ファンゆえのコレクターアイテム、として購入して読み始めたわけですが・・・ 本当に良い意味で予想を裏切ってくださいました。 作者様は原作を細かく深く読み込まれ、桐原先生ともかなり打ち合わせされた上でこの本を書かれたのでしょうか。 原作の一コマ一コマをがそのまま動き出したかのようなとても生き生きとした麦や甲斐達の姿を垣間見ることができ、 随所に挿入された新エピソードも、時には「あれ、原作には無いはずだけど・・・忘れてたかな?」 と原作を読み直してしまう事もある自然なおさまり方をしており、ほぼ違和感を感じる事はありませんでした。 そして一度読んでからもう一度原作を読み返すと、「あぁこのシーンのこのコマの瞬間、あんな心境だったんだな」と、 この「ひとひら」ワールドにもう一歩踏み込み、麦たちに少し近づけた気がしてきます。 別の方がご指摘の通り、確かに原作にふれたことのない方にはお勧めしがたい点もありますが、この本は外向けに「ひとひら」を アピールするために書かれたというよりは、既に「ひとひら」を愛される方のために書かれた本と理解しましたので、星は5つで。 できる事ならこのスタイルで文化祭以降の出来事についても書いて頂きたいと思います。 「ひとひら」ファンならば必携とお勧めしたい一冊です。
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