原稿用紙10枚以内のショートショートがずらり、81篇。+7篇のひとこまマンガが付いて。色んなおもちゃ、色とりどりの鉱石を取り上げる感じで、ショートショートの世界に遊ばせてもらいました。
小さな器なのに奥は深いんだなあとか、これだけの枚数で印象に残る話を作るのはさぞ大変なんだろうなあとか思いながら、でも、気軽に、次から次へと読んでいきました。
マンガも併せて88篇の中、「あ! これは面白いな」とヒットしたのは、次の10篇。私のお気に入りは、気が利いていて、洒落たアイデア・ストーリーが多かったかな。
★太田忠司「ATM」 ★北原尚彦「ワトスン博士の内幕」 ★早見裕司「あのこと」 ★岡崎弘明「怪人 影法師」 ★新井素子「ノックの音が」 ★山口タオ「地球人が微笑む時」 ★かんべむさし「それは確かです」 ★小林雄次「だるまさんがころんだ」 ★川又千秋「嘘三百日記〜Scarlet Diary〜」 ★深田 享「バディ・システム」
あと、アリスの特別賞(なんじゃ、そりゃ?)に、皆川博子の「穴」
ショートショートの神様・星新一の没後十年にあたる2007年に刊行された記念すべき本。監修・井上雅彦の「編集序文」のラスト一頁、なかんずく、ラスト一行の文章にぐっときました。
そんなこんなで、祝☆【異形コレクション】十周年!
これからも、ユニークで味のある異形コレクションの世界を楽しませてくれますように。