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ひとつ目女 (文春文庫) 文庫 – 2011/11/10

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

生物と機械の境界が曖昧になった近未来のトーキョー。便利屋のおれが引き受けた「ラクダを捜してほしい」という奇妙な依頼が、謎の中国人、妖艶なひとつ目女を道連れにした、驚異に満ちた冒険へと発展する。著者の歩いたアジアの風景が、誰も見たことがない魅惑的な世界に結実した会心のシーナ的SFワールド。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

椎名/誠
昭和19(1944)年、東京生れ。作家。吉川英治文学新人賞を受賞した「犬の系譜」(講談社文庫)、日本SF大賞を受賞した「アド・バード」(集英社文庫)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


登録情報

  • 文庫: 283ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2011/11/10)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 416733433X
  • ISBN-13: 978-4167334338
  • 発売日: 2011/11/10
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0 2件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 277,195位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

形式: 単行本
SF3部作、特に一連の「武装島田倉庫」系作品に繋がるシーナSFです。
「砲艦銀鼠号」と同じく地名(国名)に実在の国名が使われており、シーナワールドと呼ばれるそれ以前の謎だらけで混沌とした世界観が薄まってしまったのが残念です。
主人公たちに「金儲けのためにここでもう一戦か?」と思わせておいて、結局はさっさと諦めて目的地に急ぐなど、SF三部作に比べるとあまりアドレナリンを出さずに読めるのんびりとしたシーナワールドともいえるでしょう。
そういう意味では厳密に武装島田倉庫系の連作かというとそうでもないともいえますが、シーナSFお得意の創作生物・テクノロジー・オールスターシステムともいう手法は健在です。
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投稿者 小倉光雄 トップ500レビュアー 投稿日 2015/10/13
形式: 文庫
椎名誠のSFに執拗に繰り返されるモチーフが、中国(著者の知る現実の中国奥地を思い切りデフォルメしたものととらえてほしい)と生体改変およびそれによる異形の生物たちー内臓のイメージがキーワードかーである。この内臓のイメージは、環境汚染で変わってしまった世界イメージにも反映されている。これほど繰り返されると、ここに彼のオブセッションがあり、それが創作のエネルギーなのだろうと思える。筋としては、一応冒険譚であるが、世界観を楽しむ枠組み程度に考えて良いと思う。特に導入部である、ひとつ目女と出会うまでの情景の幻惑的なイメージがすばらしい。中間部での旅の情景には、叙情を感じる所すらある。
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