ほんわかしつつも美術にと真摯に向きあう、ゆの達の姿を見ていますとね。もちろん、それ以上にボケた行動などが多いのも事実なんですけれど。ゆのとかを筆頭に、みんなしてまあボケるボケる――!どれも微笑ましいので、まったく構わないのですけれど。
ヒロと沙英の夫婦っぷりがしかし半端ない、何も知らない周りの人達すら空気を読むレベルに達しています。その2人も進路のことではさすがにシリアス深刻モード、それにキツイことを言っていると自覚しながらもきちんと指針を与える吉野屋先生が、実に「いい先生」しておりました。
夏休みメインの巻でしたが、ゆのの当初のだらけっぷりはやはり一人っ子であの両親に溺愛されて育った故でしょうか。宮子にそれを指摘されてからの行動はまたしかし、「ゆのらしさ」の凝縮されたもの。乃莉やなずなもそうでしたが、今巻ではどのキャラもいつにも増して「らしい」行動の多かった印象でした。
暖かく、温かなひだまりにて微睡むことを許されるのがひだまり荘、でもいつかは誰もがそこから巣立つ時が必ず来るんですよね。それを今巻では、初めて明白に描いていたと思います。7巻も待ち遠しいです。