一年生二人を加えてのひだまり荘はしかし相変わらずののんびり運転、ぽっかぽかのひだまりの様にそこにはただ「温かみ」だけがある−−。ああ、羨ましきかなひだまり荘で暮らす者達よ、と。
それもしかし、ゆのをはじめとする住人達の"いい人ぶり"があってこそのもの。誰もが(いい意味で)ボケていて誰もが他人を深く思い遣る、故にそこには幸せな光景しか存在しない−−。「変わり者」と呼ばれるのがなんだというのか、ここには確かに人の中の良いものが"在る"のです。
毎度おなじみの吉野屋先生の飛ばしっぷりには今回も大笑い、そんな中でもゆの達のやがて来たる進路の影が仄見えたりもして、この辺のバランス具合がこれまでもそうでしたが読んでいて心地良かったですね。読めば誰もが笑顔になれる「ひだまりスケッチ」5巻、どなたにでもお勧めです。