舞台は馬車から機関車へ、貴族中心の社会から産業重視へと
イギリス社会全体が大きなうねりの入り口といえる時代。
没落貴族のヒロインは、持参金がないにもかかわらず
舞踏会で「壁の花」となっている三人の仲間と共に
条件のよい結婚によって上流社会で生き抜こうと奮闘するのですが・・・
なんといっても、新しい時代を象徴する存在として
実業家で平民のヒーローが、颯爽としていて素敵です。
大胆不敵なようでいて、ヒロインの言動に傷ついたり、
繊細な一面もみせます。
社会の大波の中で、あくまでも貴族社会で生きようとするヒロインの心情、根深く残る貴族と平民を分かつ深い隔たりを
登場人物の心の揺れとともに軽やかなタッチで描ききっています。
4部作なので、これからがとても楽しみ♪