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「ひこうき雲」で感じる透き通った空気の上にある空、
「曇り空」で感じる湿った空気の中、とても低いところを流れる雲、
「空と海の輝きに向けて」で感じる夜の海の上を滑る船の上の月、
「雨の街を」で感じる傘を持つ手にかかった雨粒の冷たさ。
パワフルな女性の代表のようにいわれるユーミンではありますが、このアルバムには、
一人の女性としての孤独感、というか世の中との微妙な距離感が表れています。
鈴木茂、細野晴臣、松任谷正隆、林立夫といった最高のミュージシャンと織りなす繊細な色彩の数々。
特に鈴木茂のスチールギターのトーンが生み出す空の広がり感と細野晴臣の
あまりにもすばらしいベースプレイはこれだけでも絶対に聞く価値ありです。
もしあなたが、音の色彩感というものを感じてみたいと思っていらっしゃるなら、
あるいは手練れのミュージシャンの紡ぎ出す空気感というものを味わってみたいとおっしゃるなら、一度お聞きになってはいかがでしょうか。
本当にすばらしい一枚です。
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