表紙を見て、また、やりやがった!と驚きましたが、裏表紙まで徹底していて感心させられました。
いやいや、カバーを外してみても…… やってました。
温厚なる冬月コウゾウ氏に、金属バットで殴打されるレベルでしょう。
オビにもある通り「驚愕の最終巻!!!!!」です。
名残惜しい気持ちはありますが、よく3巻まで続いたなぁ、といったところでしょうか。
正確には「3巻」ではなく「Volume3(笑)」になっていますので、作者ですら、良く続いたなぁ、と思っているんじゃなかろうかと。
その辺りの苦労話は、あとがきを読んであげて下さい。
もちろん、最終巻でも、皆がツッコミ、皆がボケる、という製造現場の改善スローガンのようなスタイルには変わりなく、さらに、人数が増えた分、無茶な事になっていますが、ある種の舞台コントのような楽しさは癖になります。
さらに、パンチラメインだったお色気(?)シーンも、エスカレート。
ミニスカートでツイスター(何故、あえてそのゲームを選ぶ?)なんてのは序の口で、ポロリも、素股も、M字開脚も、腐女子もあるんですが、そんな中で、いまさら『ウ○コ』と伏字にしている事は笑えます。
ただ、問題は画力というか、登場人物の顔が同じように見えるので、誰が「男の娘」だったのか、瞬間的に思い出せない点でしょう。
それがために「本当は男なんだけど」というオチに対して「そういえば男だったな」という再確認が混じるため、ややインパクト不足になる点は残念です。
表紙はパクり、いや、登場人物も、色々なところからインスパイアされていますが、ギャグがオリジナルなので、それらのパクり要素も素直に楽しめます。