舞台である福江島は長崎県の最西端に位置する実在する島です。
漁業の盛んな長崎県には数多くの島が存在しますが、その中でも五島列島の福江島は一際独特の個性を放っています。
長崎本島や県内他の島でも聞くことのできない独特の方言や、玄関に鍵をかける習慣が無かったり、見知った人の家に玄関からではなく窓からなど自由自在に出入りすることなどは、その一例です。
この作品では島に存在する物や実在の地名も合わせ、それをありのままに描き出しています。
作品紹介の帯などからも、一見すると普通ありがちな漫画のように見えますが、それは途方もない誤解です。
離島の生活を描いた漫画作品は、ドラマにもなったDr,コトーなど今ではそう少なくはありませんが、ここまで離島の生活をリアルに描いた漫画は今まで見たことがありません。
非常にマニアックでいて質のいい、良作田舎漫画です。