面白いブログを書籍化するのはいまや常套手段。
これもそのひとつと言えるでしょう。
『愛する彼女の為にと全てを犠牲にし性転換する男性』
宣伝文句としては大変面白いものです。
普通の男が無理やり性転換し、彼女に本位ではない姿を曝し愛だ、と示すのか?
レズビアンの女性が、渡した薬を飲んで男が性転換したので同性愛だと歓び罪悪感も無く彼を愛せるのか?
それは本当に愛なのでしょうか。
薬の深刻な副作用の危険性や性同一性障害者への配慮の無さ、様々な問題が指摘されますが、
「愛」を語る物語としては、
男性が女体化して行く様を、幼稚で不快になるほど軽すぎる文章で一喜一憂し書き綴り、
途中で終わってしまう、ただそれだけの本。
お金を払って読むほどのものではない。
あまりに幼稚で危険な、おままごとの世界。
けして真似をしてはいけません。
本来なら何処からか大量に薬を買い渡した、
薬事法違反の「彼女」に配慮してか「フィクション」との表記が虚しいだけです。
後程調べてみたら、やはり作り話のフィクションのようです。
レズビアンの彼女も、彼を止めない薄ぼんやりした周囲の登場人物も、想像と妄想のようです。
海外の注意して購入すべき、危険な薬のアフィリエイトを貼っていたり、
注目、話題を集めて、ブログ書籍化でうまい汁を目論んだのでしょうか。
これを読んで、薬で簡単に綺麗になれるのかと一部の方に影響を与えたのは罪深い事です。