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はなかげ (集英社文庫)
 
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はなかげ (集英社文庫) [文庫]

藤田 宜永
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

人生の秋に入りかかった男たちに訪れる、思いがけない出会い。若き日の想いとの再会……。花に託された、大人の恋の物語。直木賞作家の珠玉の恋愛小説集。(解説・木田 元)

内容(「BOOK」データベースより)

人生は四季のようなもの。その折々にはいつも花の香があった。灼熱の陽光にはえる赤いハイビスカスと初恋の記憶。紫の藤棚だけが見ていた逢い引きと邂逅。黄色いツリフネソウを眺めて最後の恋の予感に怯えて燃える女。過去の想い出をひきずり、残りの未来に指を折る、いとしい男たちと女たち。新直木賞作家藤田宜永が、哀歓をこめて贈る恋愛小説の精髄7編。

登録情報

  • 文庫: 304ページ
  • 出版社: 集英社 (2001/10/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087473694
  • ISBN-13: 978-4087473698
  • 発売日: 2001/10/19
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
素直に、感想を述べるなら、こうなる。

 なぜ「グッと」心に「残らない」のかがわからない。

だからこそ、それでも再読したくなる湿るような感触。

またいつか、手に取ることになりであろう大人の短編集。
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By dream4ever VINE™ メンバー
形式:文庫
はなかげ 藤田宜永 集英社文庫 2001

1997−99 小説すばるに発表の7短編
藤田さんのサスペンスは読んだ事がない。いわゆる恋愛小説で藤田さんの作品を読み始めた。中年男が主人公の物語、何処か翳のある疲れた男に感情移入してしまう物語。
放春花、ホワイトクリスマス、妖精、クレマチスの女、ご馳走様でしたぁ、藤色の季節、時の流れに、の7編
放春花では良く知った東大医科学研究所病院西門の近所の話が出てくる。
ホワイトクリスマスは鞄職人の話、妖精は事故で野球生命を断たれたプロ野球選手のバット職人の話、沖縄、ハイビスカス、そしてエンディングが泣けます。クレマチスの女は画家の話、グレテいた少年がやがて画家になる、少年時代の憧れの同級生、その娘との偶然の出会い、花はテッセン、クレマティスそして、悲しいエンディング。ご馳走さまでしたぁ、は薬局の男と花やの店員の話。藤色の季節、は銀器作り職人と娘、そしてその娘の恋人が織りなすラブストーリー、ラストシーンは泣かせます。時の流れに、は時計職人の女性と、疲れた会社役員の物語。ゆったりとした時間の流れに包まれる大人のままごとの様にも思えます。そんなある種のどかな風が吹くようです。場所は北里研究所の裏の路地です。
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