シリーズ最新刊です。
カナンと善の婚約から結婚までが中々進まないのが何故なのか?
今回のお話は、皇子達の呪いが何故掛けられているのかの大元に迫る内容へ!!
ほのぼの中華ものかと思いきや、あの3Dド迫力SF「アバター」に迫る勢いの中身に、仰天!!
最近のSF映画が凄過ぎるからか、普通にこのストーリーが入って来てしまって、さもありなんになりつつある私の感性は、適応力というか、包容力というか、とにかく、受け入れ力がパワーアップして来ている。
そこへ、今回の、善と郷達、皇子のお父さんの正体がどうやら??というお話は、来たー!!という結論かなァ…?!
カナン自体が元々、植物に寄生されているという存在としてある事からすれば、その婚約者の家系にも、ありというのは、あり得る設定かと思う。
ともあれ、呪いを解くカギは、勇気を持って、常に原因を探り当て、理解しようとするカナンの姿勢。
孤独で一人で重い現実を引き受けてきた皇子を救う一言、共に引き受けようとする「愛」だったが、郷からは、それを「結婚」の誓いだと受け取られてしまい…郷の立場からすればそう受け取れる事ではあろうかと想像はつくのだけれど。
これは、現代人の多くが、これまでにない程、人に現実社会での辛さを分かって貰えずに、鬱になるという事が頻発する今、理解してくれる存在が如何に求められているかを代弁した作品とも言える。
優しく包み込み、「共に生きて行こう」という一言を、人として温かい一言を掛けて行きたいと思った。
優しくて、温かい心になれる作品です。お薦め!!