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はだしのゲン わたしの遺書 単行本 – 2012/12/19

5つ星のうち 4.8 22件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

「忘れてしまうことが大事なこともあるが、これだけは忘れてはいけない」
「はだしのゲン」作者が死の直前、次の世代に遺した最後のメッセージ

自身の被爆体験をもとにしたまんが『はだしのゲン』で知られ、原爆の恐ろしさを訴え続けてきた著者が、73年の人生の幕を閉じる直前に力をふりしぼり「遺書」の代わりに残した作品です。「戦争のおろかさ」「原爆の恐ろしさ」、そして「人間のたくましさ」を自身の半生をふり返りながら語りつくした自伝。すべての子どもたちと、彼らを見守る大人たちに残したかった平和への思いが224ページの中に込められています。
唯一の被爆国にもかかわらず、その教訓が生かされずに原発事故が起こってしまった日本の現状にも、著者は憤りをあらわにしています。
現代に生きる私たちが、世代を超えて語り合うことのできる一冊です。

出版社からのコメント

本書には、『はだしのゲン』の印象的なシーンを抜粋したまんがも数多く掲載されています。中学生以上で習う漢字には原則としてふりがなをつけていますので、小学校高学年以上であればお読みいただけます。

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登録情報

  • 単行本: 224ページ
  • 出版社: 朝日学生新聞社 (2012/12/19)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4904826795
  • ISBN-13: 978-4904826799
  • 発売日: 2012/12/19
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 2.2 x 21.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8 22件のカスタマーレビュー
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形式: 単行本 Amazonで購入
本書は先日逝去された「はだしのゲン」作者、中沢啓治氏のまさに「遺書」であり、生い立ち、戦争体験、被爆、敗戦後の苦労、看板職人としての下積み、漫画家を目指しての上京、アシスタント生活、名作「はだしのゲン」が生まれるまでのいきさつなどが詳しく書かれている。
被爆体験などは1994年に出版された「はだしのゲン自伝」と一部重複する内容があるものの、これはこれで読み応えがある。被爆体験の場面は「はだしのゲン」の本編の絵を流用してある。
また、中沢氏は数年前に肺がんを患ってから、自分の余命があまり長くないことを覚悟しておられたようで、福島第一原発事故における被災者差別や、自分が死んだあとのことが書かれているなど、壮絶な遺書である。
「はだしのゲン」のような重厚な社会派作品を、部数命である娯楽誌である週刊少年ジャンプへ掲載した当時の編集長もすごい人だと思う。
私も「はだしのゲン」がジャンプに掲載されていた頃の読者ではあるが、現在のジャンプの読者にはそのことを知らない人も多いだろう。
ジャンプでの掲載終了後に「市民」「文化評論」「教育評論」など硬派の社会派雑誌を渡り歩く形で続編が掲載されていたことは知りませんでした。
なお、余談ではあるが、中沢氏の他の戦争や被爆体験についての作品には名作「黒い雨にうたれて」など多数あるが、ふつうの娯楽作品
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形式: 単行本 Amazonで購入
自民党支持者から共産党支持者まで、とにかく多くの人に読んで欲しい。公式の記録に残らない多くの事実が、原爆投下の結果とその後の被爆者がどうであったのかこれほど赤裸々に語られた本を私は知らない。「はだしのゲン」について色々と批判中傷されたことも後半に出てくる。核兵器についての立場を政治的に取り上げるメディア、政治家は多いが、この本を読むとそれが間違っていることがよく理解できる。核兵器は倫理的、道徳的な問題である。
 本の間には「はだしのゲン」からのシーンが所々で挿入されていて、読んだ時の記憶を蘇らせてくれる。国防軍が、憲法改正が、と騒ぐ前に前の戦争ではどんなことが実際あったのかよく知っておくべきである。
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形式: 単行本 Amazonで購入
地球で始めて原爆を落とされた国の日本。今や他人事のようにその悲劇を想像すらしない人々が増えてきました。反対にまた戦争を始めたいのかと言う空気さえ・・・と不安な気持ちに。作者の中沢啓治さんが人生をかけて後世に伝えたいことがこの本の中に刻まれています。原爆投下された後の状況、焼けただれた皮膚が指の爪で止まっているから皆、幽霊のように手を前につきだして歩く、死体だらけの中を歩くとバナナの皮を踏んづけたときのように皮膚がズルっとむけて足の裏にはりつく。死体だらけでウジ虫がわき異常にハエが繁殖し「ハエに食い殺されるんじゃないか」と思う恐怖。原爆の悲惨な様子が鮮明に記録されています。大惨事の時本当に人間が極限状態の時には声をあげる余裕もなく一切の声がないサイレント映画を見ているようだった。作者自身が体験したことだからこその重い重い言葉なのです。作者は悲惨な状況だけを伝えたかったのでしょうか?想像すると重い気分になるのですが実際に起きた歴史なんです。作者の中沢さんが昨年12月19日亡くなられました。またひとり戦争体験を後世に伝える大切な証人がこの世を去りました。生き証人がいなくなるのを待っているかの如く、この国は攻撃的な空気を強めているように感じます。「平和は、いつまでも続かない、守る努力が人々に必要なんだ」作者の声が私の心の中で叫んでいます。数多くの方に読んでもらいトラウマになるくらい心に焼付...続きを読む ›
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「はだしのゲン」が愛読書の息子にクリスマスプレゼントとして贈りました。文章も読みやすく、所々にマンガのシーンが織り込まれているので子どもでも一気に読めてしまうと思います。我ながらいいプレゼントをしたと思った翌々日に著者の訃報を知り、大変ショックを受けました。この本は「人生とは何か」ということも教えてくれているように思います。数々の偶然によって命を守られ、生涯にわたって原爆の恐ろしさ、戦争の虚しさを訴え続けてきた著者の生きざまにも深く感銘を覚えました。福島の事故からまだ日も浅く、復興の見通しさえ立っていない中、原子力再稼働容認、核武装など、核の平和利用が不気味にも聞こえてくるようになってきました。過去の過ちや悲惨な体験をいとも簡単に忘れてしまう日本国民全員に、この本を読んでいただきたいと思います。
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