"ある程度力がある初心者"でなければ結構きついとおもう。
マイコンプログラミングをやったことがないひとや、
Linux未経験者で、DHCPサーバーやNFSサーバーってなに?IPアドレス、ネットマスクってなに?というひとは間違いなく途中からついていけなくなります。
また、実験ボードを自分でつくるセクションがあるのですが、回路図が読めないひとには
かなりきついでしょう。半田ごてをにぎったことがないひとが本書で
いきなりデビューするのはかなり無理があるでしょう。
しかし、PICやH8マイコンを使った電子工作、プログラミングの経験があり、
Linuxの初級レベルをクリアして、「さあ次の段階へいこう!」というひとには、
この本はかなり有用です!組込みLinuxをはじめる上で必要な基礎が固められると思います。
Linuxデバイスドライバの作成、リモートデバッグの仕方など
この本ほど丁寧に書かれている本は現時点では知りません。
「Linuxデバイスドライバ 」の本で挫折したひと(・・わたしのことだが)
はこれで奮起しなおせます。まったくの知識や経験がないのに次のステップには
すすめません。ここで得た知識を土台にすれば、インターフェイスといった本でも
なんとかついていけると思います。
"ある程度力がある初心者"でないけれど、どうしてもこの本に挑戦してみたい、または
挑戦しようとしたけど挫折しまった人は、
次の本で力をつけるとよいでしょう。
【マイコン関連】
H8マイコン入門 堀 桂太郎
マイコン入門講座―H8マイコンによる組込み制御・プログラムの基礎を理解
C言語による組込み制御入門講座―H8マイコンで学ぶプログラミングとデバッグ技法
(こころがまえ)
まずは、秋月電子でマイコンボードセットを購入してみる。
なんかよくわからなくてよいから、とりあえずつくる!
ネットで検索すると、写真つきでゼロから作り方が書かれているサイトがあるので
それをみながらつくるとよい。
イモ半田でもなんでもいいからこわがらずにやってみる!!
熱しすぎてボードから黄色い液体がでてきてもなんとかなる!!
最初は、理屈なんかどーでもいい!!
マイコンでLEDランプの一つも光らせて感動してみる!!
一冊やりとげてみる。すべてはそこからはじまる。
10なんまんも払って何も学べない(・・・わたしのことだが)、
企業のいんちき講習会でるよかよっぽどまし!!
自分で勉強したほうがはるかにまし!!講習会というものは、
わかるひとには退屈で、わからないひとにはまったくわからないものである。
【Linux】
できるLinux サーバー構築編(できるシリーズPRO)
あと、どれでもいいので、Linuxコマンド本を一冊買う。
PCは二台いる。そう、二台いる。中古の5万くらいのPCをもう一つ買えばよい。
まずはやってみる。もちろん、この本一冊でなんとかなるというものでは
決してない。わからないところはインターネットで検索して、わかりやすく
図解されている説明をじっくりよんでとりかかる。
マイコンと同様、10なんまんも払って何も学べない、いんちき講習会でるよかよっぽどまし!!
これをひととおりやりおえたところで、サーバー構築本をかってきてためしてみる。
組み込みの世界に飛び込もうとしているけど、
「マイコンもネットワークもぜんぜんわかんねぇよ!」などと
ほえているひと(・・・かつてのわたしだが)にいいたい。
「ほえてないで、荒れ狂う海に飛び込め!」これに尽きます。