荻山和也さんのHB本はこれまでにも何冊も出版され、一見パンの内容が被っているように見えるが、よくよく配合を見ると配合が微妙に違っている。私はこの3月に出版された本2冊を続けて購入したが、基本の食パンでも配合の違いがあり(例:スキムミルク有と無)、それぞれのレシピの味の違いを楽しもうと思っている。
HB本としてまず最初にこの本を購入した理由は、荻山さんの「MEMO」のコメントがとても面白かったからである。写真の美しさやナンやピタパンなどのお食事系パンや美味しそうなスープが載っている点では「ホームベーカリーで本格パンが焼けた!」に譲るところがあるが(で、結局2冊購入)、「バターじゃなくてオリーブオイルで作りたいけど、出来上がりは同じ?」「水じゃなくて牛乳で作るとき、量は同じで良いのか?」「フランスパンみたいなクラストを楽しめるパンを作りたい」「米粉は高いから何か別のものでもちもちしたお米パンを作りたい」などという創意工夫型の人間には、この本での荻山さんのつぶやき(MEMO)が、とても参考になるのだ。パンの配合と作り方が載ってるだけでなく、なんでそういう配合になっているのか?が分かるところが、気持ちが良い。
それから、この本では本に書かれている順番で材料を計量しHBにセットしてゆけば良いので、塩や砂糖を仕込む前に水を入れてしまうような間違いを起こさなくて済む。簡単なことであるが、コペルニクス的発想である。
はじめよう、ホームベーカリー生活 (主婦と生活生活シリーズ)