これは近くのレコード屋さん(大手もふくむ)の棚には滅多に並んでいませんね。私もしばしば100万都市のCD店を覗きますが、この2枚組は見たことがありません。内容は素晴らしいのひとこと。15周年の1987年、読売ホールでのライヴ。私が初めて友部さんを『CD』として聴いたのはこの2枚組なのですが、染み入るように弾き語りの曲々を聴きました。ここに所収の「はじめぼくはひととりだった」、「中道商店街」、「一本道」は、私の知る限りにおいて数あるテイクのうち一番よいのではないかと思います。「はじめ~」はスタジオテイクもゆったり感があって甲乙つけがたし、ですが。(異見のあるかたも勿論おられましょうが参考までですので御寛恕のほどを。)それから、「びっこのポーの最後」という曲には、シオンがゲスト参加で聞かせますし、チャールズ清水のピアノが圧巻。「地球の一番はげた場所」は、真島昌利(マーシー)がソロアルバムでカバーしていました。新装として再発されたようで、なるほどジャケも少し変わりました(写真を見たいかたは友部さんのHPへ。)この出来の2枚組がこの価格というのは安いと思います。