最近、書店でよく目につくようになってきた「リーダー本」、「課長本」、「部下とうまくやっていく本」。たしかに、そういうニーズは多いと思いますし、小生も座学のため、適宜、目を通しております。
ただ、どこか「心に刺さ」らず、うわべだけのコラム調のものが多いように感じています。
そうですね。リアル感がとぼしい...まるで、リーダーや課長の経験が本当にあった方の著作なのだろうか?悩みぬいた方の体験からにじでたものだろうかと思わざるを得ないような...
いっぽう、本書ですが、コンパクトですぐ読めるボリュームでありながら、本当に良書でした。
まず、そもそも表紙にある「苦手な部下はむかしのあなた」というところから、本物とわかります。
読み進めていきますと、そこには単純な「部下の操縦法」では終わらない内容に圧倒されます。
-部下を納得させるのは、自分が納得しておく必要がある
-上司こそ、質より量である
-余裕をもって仕事を行い部下に無駄な気をつかわせない
さらに、類書には見られない論点でさりげなく大切な心得が説かれています。
まずは40代前半の同志にお薦めしたいです。